*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

インド点描 - 食べ物、宿の値段、服装、建築などの話

日本のみなさん、お元気ですかー?

今ぼくは西インドはラジャスタン州のプシュカルという小さな街にいます。

今日は「インドって、どんな国なの?」という疑問に、思いつくまま答えていこうと思います。

インドと言えばカレーとナン、ではありますが。

インドと言えばカレー、インド・カレーと言えばナン。

日本の方ならばそう思うのは当然でしょう。

実際インドに行ってレストランで料理を頼めば、そのすべてがカレーであるといっても大げさでないくらいです。

で、そのカレーと一緒に食べる平たい半発酵パンがナンなのですが、これはインドではそれほどメジャーな食べ物ではありません。

もちろん、ちょっとしたレストランに行けばナンは食べられるのですが、地方による違いも大きいし、同じ平焼きのパンでもチャパティやロティと呼ばれる無発酵のパンのほうが普通に食べられています。

そして同じ小麦粉でも、平たい揚げパンのプーリーやチョレも人気です。

インドの揚げ物と言えばスナックのサモサが有名ですが、ほかにもカチョリやパコラなどいろいろな種類の揚げ物が楽しめます。

ただしかなり辛いことも多いので、辛いものが苦手な人は要注意です。

また細長いインディカ米のご飯もよく食べられますし、南インドに行くと米粉を使ったドーサ、イドリ、ウパマ、ウタパムなどいろいろな料理があります。

揚げ物も粉物も、カレー的なソース、あるいは汁と一緒に食べることが多いのか、インド的と言えますね。

宿の値段

ぼくが今泊まってる一人部屋は、一泊250ルピー、400円ほどです。トイレ・水シャワー付きでこの値段は、インドの中でもたぶん最安値の部類です。

日本の快適な宿と比べてしまうと、人によっては「うーむ」と考えてしまうかもしれませんが、慣れてしまえば不足はあまり感じません。

ただし、ベッドは体育館のマットのようなものが敷いてあって、それがちょっと湿気た感じなのでそのままだとやや体が冷えるため、毛布を借りてマットの上に敷いてしのいでいます。

街によっては一泊千円〜千五百円くらいかかる場合も多く、宿代をどう節約するかで生活費が大きく変わってきますね。

月単位で借りてしまえば、もっと節約できるはずですが、完全に定住しているわけではないので、今のところそんな感じで宿住まいを続けてます。

インドの人は、何を着てどんな家に住んでるの?

インドという国は、日本からは想像の難しい階層社会です。

もちろん日本にだって階層はあるわけですが、インドではそれが本当に極端だし、あからさまです。

そんなインド社会について、インドの人はこんな服を着て、こんな家に住んでます、というように簡単に紹介はできないのですが、そこは無理を承知の上で、ぼくが知っているところを断片的に書いてみます。

プシュカルという街は小さいながらも有名なヒンズーの聖地なので、たくさんインドの方が巡礼に来ます。

周りのラジャスタン州から来る人たちは、素朴な昔ながらの暮らしをしている人が多いのでしょう、女も男も伝統的な民族衣装を着ています。

女性は色鮮やかなサリー、男性は白いだぶっとした上下です。

一方、同じインドの人でもデリーなど大きな街から来る人たちは洋風のモダンな服装で、その意味では日本や欧米と変わることはありません。

全体的な印象としては、ある程度大きな街でも女性はサリーやパンジャビ・ドレスなどの民族的な服装が多く、男性は洋風の人が多いですね。

日本でも和服は女性のものという印象がありますが、インドでは普段着として使われている点が大きく違うところです。

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インドの住居と「裸足の文化」

さて、インドの人はどんな家に住んでいるのでしょうか?

といっても、自分の家に呼んでくれるような親しい友だちがいるわけではなく、宿以外の普通の家に招かれたことは数えるくらいしかありません。

そんなぼくにもはっきり言えるのは、「インドは裸足の文化だ」ということです。

日本は家に上がるとき「靴をぬぐ」文化ですよね。

そして欧米は「土足」の文化。

それに対してインドの基本は裸足の文化です。

もちろんインドの人だって靴くらい履きます。たいていの人はサンダル履きですが。

そして靴やサンダルは「不浄のもの」という考えが強固にあります。

ですからお寺などに入るときは靴は脱がないといけません。

ここは日本と一緒です。

でも、裸足になるのはお寺の建物の中だけじゃないんです。

境内自体が土足禁止の場合があります。

すると日本の感覚でいうと、外を裸足で歩いて、そのまま建物に入ることになっちゃうんですね。

さらには、インドの人の中には巡礼自体を裸足で行なう人もいます。

それでいて必ずしも足をきれいに浄めてからお寺に入るわけでもないので、日本の感覚から言うとかなり「はてな?」という気持ちになります。

というわけで、日本人からすると、インドという国は平気で裸足で外を歩く「裸足の文化」だなと思ったわけなのです。

で、その裸足で歩くインドの家はどんなかというと、伝統的な家は石やレンガを積んだ壁に石やタイルの床という感じです。

プシュカル辺りは半砂漠の乾いた気候なので、汚れたら水でじゃばっと流しちゃうみたいなとこもあります。

床がタイルだと裸足では足が冷たくなるのでうち履きのサンダルを使ってます。水シャワーを浴びるときも足が冷えなくていいです。

と、かなり取り留めもない話になりましたが、インドって多分こんな国なのかなっていうのが、なんとなく伝わってたら幸いです。

ご要望があれば、インド点描シリーズ、続くかもしれません。

てなことでみなさん、ナマステジーっ♬

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