*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

(小説) 幸せは、ほら、きみの目の前にある。あるいは、今ここで幸せになるための三つの呪文

きみは幸せなの?それとも不幸せ?
まあそれは、どっちでもいいんだけど。

問題はきみが今より幸せになりたいかどうかってことでね。

もしきみが今より幸せになりたいってんなら、ちょっとぼくの話を聞いてみてよ。

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1. 自分も世界も、今のままで完璧である。

きみは自分に自信があるかな?そしてこの世界を信頼してるかな?

これもほんとは、どっちでもいいんだけどね。

今きみが自分に自信があってもなくても、世界のことを信頼していてもいなくても、きみが今よりも幸せになりたいと思うんのなら、まずは自分も世界も「今のままで完璧」なんだってことを知らなくちゃいけない。

きみは人生うまくいかなくてため息ばかりついているのかもしれない。そしたら、あっちにもこっちにも地獄のような落とし穴が散りばめられた世界が完璧だなんて、そんな話はありえないって思うかもしれない。

きみがそう思うのはまったく自由なことだけど、本当の幸せを手にしたいってんなら、そんなクソったれな思い込みは今すぐトイレにでも流しちまうんだ。

もちろん、この世界の完璧さが分かるようになるのには時間がかかる。

この世界が今のままで完璧だなんて、そんな途方もない考え方がすんなり受け入れらたら、その方がよっぽどおかしいってもんだ。

けどよ、そのおかしさが、ちょいとばかり今は必要なのさ。

疑い半分でもいい。騙されたつもりでもいい。

自分も世界もひょっとしたら完璧かもしれない、そういう可能性もゼロじゃないなって、まずはそのくらい思えたら上出来ってわけでね。

2. 自分も世界も、今よりさらに完璧になっていく。

それでだ、仮に今の自分も世界も完璧だっていうんなら、今以上に何かをする必要もないし、極端な話をすれば生きてる必要だってなくなっちまう。

そういう話だったら、ちょっとつまらないわな。

そこで次のステップに進もう。

自分も世界も今のままで完璧なんだが、実のところこいつらは、さらにその完璧さを深めていくことができるんだ。

きみが経験を積むごとに、そしてその経験を周りに伝えていくごとに、自分と世界の完璧さは深まっていく。

もちろん後戻りもあるさ。

世界の深化は直線的なものじゃない。藪の中をめぐって、山道を登り下りして、行ったり来たりを繰り返しながら、螺旋を描いて深化は進むんだ。

初めのうちは深化が進んでるなんて実感できないだろう。ただ堂々めぐりをしてるようにしか思えないに違いない。

でも万が一堂々めぐりだったとしても大丈夫。だって初めっからこの世界もきみも完璧なんだから。

完璧なものをわざわざ変える必要なんてないんだ。変えようとするまでもなく変わっていくんだ。その変化を楽しめばいいだけのことなんだ。

変化が苦しいときもあるだろう。だけど苦しさだって、前向きに受け止めることができれば、喜びを生むための肥やしになることに、きみはじき気づくだろう。

変化を怖れちゃいけない。変化することも完璧さの一部なんだ。世界と自分を信じて、思い切って変化に身を任すのさ。

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3. 自分と世界の完璧さは、ここから周りに広がっていく。

きみは自分がいつも宇宙の中心にいることに気づいてるかな?

そんな突拍子もないことを言われても、どう答えていいか分からないかね?

まあ、少しばかり常識の枠をぶっ壊して、右斜め後ろの上空あたりから世界を見直してやることにしようじゃないか。

まずはこの世界の秘密を教えよう。それはきみが意識そのものだってことなんだ。

意識の存在は科学では解くことのできない永遠の謎だ。

そしてその意識は、いつだって宇宙の中心にあるんだ。

つまりきみにとってはきみの意識が宇宙の中心になり、ぼくにとってはぼくの意識が宇宙の中心になるのさ。

今のきみは宇宙の中心でゆらゆら楡動くちっぽけな点のような存在にすぎないだろう。

きみはけし粒どころか、面積を持たない数学的点のようにあやふやな存在にすぎないんだが、にもかかわらずきみは非の打ち所のない、完璧な存在なんだ。

きみと同じく意識の点にすぎない無数の存在が集まって、この世界という完璧な統合体を作り上げている。

そしてきみの意識は、巨大な世界から見たら点にしか見えないきみの体に、今は閉じ込められているけれど、きみが気づきさえすれば、その意識は体という境界を越えて、この世界全体に広がっていくこともできるのさ。

だからきみは、宇宙の中心で踊りを踊りたまえ。

歌を歌いたまえ。

祈り続けたまえ。

夢を見続けたまえ。

きみの息吹に乗って、祈りの歌が、夢の踊りが、この宇宙全体に広がっていけば、世界は完璧さを深め続けながら、漆黒の暗闇の中に一筋の光を放ち続けるのだから。

[初出: http://note.com/tosibuu

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