*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

頑固親父よ永遠なれ、あるいは、ネットでオッサンが怒りの言葉を並べたっていいじゃないか

前の記事、
「心のオッサン化を防ぐ最強の方法」それはずばり「若者をリスペクトする」ことでしょう! - *魂の次元*
では、世のオッサンたちよ、若者をリスペクトして、良好な関係性を作り、いつまでも若々しくあろう! と、たいへん前向きの主張をした直後で恐縮ですが、今回はちょっと逆向きに、

  • ネットで何を書こうが自由なんだから、頑固親父が怒りの言葉を並べるブログがあったっていいじゃないか、

というようなお話です。

怒りと言っても個人攻撃じゃありません、世の中のミョーな仕組みへの怒りの話です

カメキチさんがこちらの記事、
2018.2.17 雪から思った二つのこと - kame710のブログ
で、雪にまつわる「怒り」を二つ、つづっています。

ひとつは 1 月 11 日信越本線が雪で止まり、乗客多数が 15 時間に渡って車内に閉じ込められた事件です。

カメキチさんは、このニュースを知って、

「雪に怒りを向けようとしている自分に気づいて苦笑した」

とユーモラスに書いてらっしゃるのですが、八つ当たりで周りの人に怒りが向かうよりは、雪に向けて怒ったほうが断然いいですよね。

その後、三条市がマイクロバスの支援を申し出たのに、JR がそれを断ったことを知ったときには、「本気で怒りが湧いた」のだそうです。妊婦さんや病弱な人、お年寄りだけでも、優先して救助するべきだったのではないかと。

断った JR の判断をどう評価するかは、人それぞれでしょうが、こうした別の視点の提示は大切なものと思いますし、「怒り」を原動力にして社会的な発言をすることは、限度をわきまえている限り、まったくオーケーなものでしょう。

簡単に雪を溶かす装置はできないのか!?

大雪の被害は毎年のように繰り返され、今年は福井を中心に北陸地方が大きな被害にあっています。

カメキチさんの舌鋒は、日本の技術で、雪を簡単に溶かす装置はできないのか、というところに向かいます。

豪雪はめったにない。あっても日本海側だけ…。
カネを使って開発しても、経済的にワリに合わない、「費用対効果」がない、もうからないということなのでしょうか。

と最後はやや嘆き節ですが、カメキチさんの困っている人に対する目線は優しいものです。

残念ながら、熱を使った手軽な融雪装置というものは、莫大な熱量を必要とすることなどから、現状では豪雪時に使用しうる実用的なものは不可能なのでしょうが、なんらかの技術的革新があれば、そうした装置が実用化される可能性もありえます。

雪国育ちで、大雪の大変さを知った日本の若き技術者が、すばらしい装置を開発してくれるよう祈りたいではありませんか。

なお、現在の融雪方法については、wikipedia のこちらのページにひと通りの説明があります。

融雪 - Wikipedia

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怒りの表現もオーケーっていうけど、リスペクトの話とはどうつながるの?

前の記事では、

  • 「敵」のこともリスペクトができてこそ、人間の器は大きくなるというものだ。

などと大きなことを書きましたが、ぼくも含め、一般人の器というものは、なかなかそこまで大きくできるものではありません。

「敵」に怒りが湧いてしまうのは、人間が動物であることからして、ある意味しかたのないことです。

けれども、怒りをそのまま相手にぶつけるのは「危険」なことですから、安全なところで、安全な方法で発散させるのが得策というものです。

ブログで「少々社会的な怒りを表現する」くらいのことは、そういうのが嫌いな人は読まなければいいだけのことですから、まったくオーケーなことです。

余計な怒りを安全な形で発散しておけば、周りの人には優しくでき、リスペクトもしやすくなるというものです。

実を言えばこのわたくしも、わりと怒りっぽいところがあるほうなので、安全なところで、安全な方法で、きちんと怒りを昇華させた上で、しっかり他者をリスペクトした記事を書いていきたいものだと思います。

というわけで、最後までご精読ありがとうございました。
それではみなさん、ナマステジーっ♬

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