*魂の次元*

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「大学へは借金をしてでも行け」という「妄言」について考えます

あなたが大学へ行きたいのに「親のお金は当てにできない」という場合、奨学金を借りて大学へ行くという選択肢はもちろんありえます。

けれども、その選択があなたにとって正しいものかどうかということは、よく考えてみる必要があります。

この記事では、大学というものが、

  • 「日本学生支援機構」という名前の「貸金業者」から借金をしてまで

行くに値するものなのか、ということをメインにして考えてみます。

というのも、高校を出てすぐに「借金をしてまで」大学に行かなければならない理由はありませんし、

  • 大学に行かなくても、明るい人生はいくらでもありうる

ということが言いたいからです。

大学ばかりが学ぶ場ではない

ツイッターでこんな発言を見かけました。

大学で自分探しをしたい!→頑張って!
大学で色々な人に出会いたい!→色々な人がいて面白いですよ!
行きたいという強い気持ちがあれば、動機は何でもいいと思います。奨学金を借りて行く価値、学ぶべき多様性はある。

この方の意見が間違っているとは思いませんが、こうした自分の主観に基づく世間話的メッセージには、

  • 「奨学金が自己破産に結びつく」

という社会的事実が考慮されていないという点で、危うさを感じてしまいます。

自分探しをしたいにしても、いろいろな人に出会いたい場合でも、どうしても大学に行かなければ、ということはありません。

多くの人が大学でモラトリアムの時間を過ごし、それなりに「有意義」な時間を過ごしているからといって、それが借金を背負ってまでするべきことなのかどうかは、よく考えたほうがいいでしょう。

つまり、「遊び」に行くために「借金を背負うのは危ない」って話です。

自分探しや人との出会いが目的なら、ほかにいくらでも選択肢はあります。

ネットを使って情報を集め、いろいろな集まりに出かけ、新しい人と会い、新しい考えを得ることもできるでしょう。

あるいは実家にこもり、自分の一生を見つめなおしてもいいのです。

専門学校に行くという選択肢もあるでしょうし、高卒で働くという選択も当然あります。

大学で遊んでる人がみんな幸せなわけじゃありませんし、大学を卒業すれば安定した人生が待ってるわけでもありません。

自分の人生を人の人生と比べ、人並みの人生を送ろうとしても、必ずしもうまくいくものではありません。

自分の居場所は自分で見つけ、自分の「人生の意味」というものを自分で作っていくことこそが、よく生きるために一番大切なことです。

「自分は何をやりたいんだろう?」と問い続けさえすれば、自分のいる場所がどこであろうと、道は必ず開けるはずです。

大学にはいつでも行ける

こんな記事を書いている方がいました。

奨学金で借金地獄になるくらいなら、社会人やってから大学行くのが一番楽しいよって話。|ちーぼー|note

この方は、高校を卒業して短大に進学し、中退して社会人となりました。お金を貯めて23歳のとき専門学校に行き、Web デザイナーとして就職、その後フリーランスとなり、インターネットの大学で勉強しているそうです。

日本では「高校出たらすぐ大学へ行く」のが当たり前とされてますが、それってただの思い込みですよね。

みんながそうやってるからって、あなたもそうしなくちゃならないわけじゃない。

社会人として働き、自分でお金を貯めてから大学に行けば、余計な借金をする必要はありません。

あるいは会社勤めをしながら通信制の大学で勉強する方法だってあります。

結局のところ「あなたが何をしたいか」、これが一番大切なポイントだってことです。

そしてもし「自分が何をしたいかが分からない」としても大丈夫です。

何をしたいか分からなくて、迷いに迷って進路を決めて、やっぱりうまくいかないかもしれません。

そんなことがあったらどうしようと心配する必要はありません。

一度決めたことだとしても、あとからいくらでも変更が効くんですから。

人生いつだってやり直しは効きます。

「高校を卒業して、いい大学へ入って、いい会社に入る」みたいな一直線の道は、ごく少数の例外を除けば、もう、どうせないんですから、自分の道を自分なりに歩いていけばいいってだけのことなんですよ。

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それでも奨学金を使って大学へ行きたいあなたへ

日本で奨学金というと、日本学生支援機構が貸し出している利息付きの第2種奨学金が多くの割合を占めます*1

審査はゆるく、学部に関わらず月額12万円まで借りられ、最大3%の利息がつくため、ちょっと間違えば、簡単に「借金地獄」となります。

本人が返済不可能になって自己破産を申し立てると、借入時に親を保証人としていた場合、親も自己破産になってしまう例も多くなって、社会的にも問題となっています。

あなたが、このリスクを取れる自信があれば、何も問題はありません。

自信がない場合は、貸付型ではなく給付型の奨学金を探してみましょう。

返済する必要のない給付型の奨学金は誰にでも取れるものではありませんが、

  • 「どうしても今、奨学金を取って大学に行きたいんだ」

というあなたならば、自分に合った給付型の奨学金を見つける可能性も十分あるはずです。

日本学生支援機構はただの貸金業者なのか

昔は日本育英会として知られていた団体が、今は日本学生支援機構(JASSO)として日本の奨学金事業の要となっています。

国立大学などとも同じく、独立行政法人化し、自己採算性を強いられる日本学生支援機構は、残念なことに「貸金業者化」していると言わざるを得ないでしょう。

JASSOの事業に関する報道等について - JASSO

というページで、日本学生支援機構は適切な運用をしていると主張しています。

しかし、
奨学金の返済に困ったらどうすればいいのか?(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース
を見ると、機構の対応には大きな問題があり、返済困難に落ち入った学生を救うべき機構が、却って追い詰めている事例が指摘されています。

このように取り立てを優先し、「貸金業者化」してしまった日本学生支援機構から自分の身を守るためには、法律の正しい理解に基づいて、適正な手続きを取ることが必要になりますので、先の記事から無料相談窓口の情報を転載しておきます。

NPO法人POSSE 奨学金ナビ
03-6693-5156
soudan@npoposse.jp
http://www.npoposse.jp/syogakukin/index.html

奨学金問題対策全国会議
03-5802-7015
http://syogakukin.zenkokukaigi.net/

以上、最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
それではみなさん、ナマステジーっ♬

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(いらすとやさんの画像を加工して利用させて頂いています)

*1:「昼間の4年制大学に通う学生のうち,奨学金を受けている割合は2012年度に52.5%に達した。10年前より20ポイント以上も増えた。奨学金を受けている人のうち,約9割が貸与型 」とのこと。--〈教育2014 格差を考える)奨学金返済,人生の重荷 授業料高騰で貧困連鎖」(『朝日新聞』2014年11月25日朝刊3面) http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1014310638.html より

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