*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

今年の夏はほんとに蒸しますなぁ。

いや、みなさん、今年の夏はほんとに蒸しますなぁ。
昨日はほとんど一日、クーラーも扇風機もない部屋でだらだらと
過ごしていたんですが、何ですか、あの蒸し暑さ。パンツ一丁でも
全身汗まみれになるほどぢゃないですか!


テレビも新聞も見ないし、日本列島的にはどういう天気になっているのか、
そいつはあっしには分らないのだけれど、とにかく今年の関東平野の蒸し暑さは
半端じゃない。
ちなみにあっしの住んでるのは千葉県市川市の低い方。
地盤の緩い、障気でも上がってきそうな土地柄です。
湿気が充満していて息をするのも一苦労というものです。


昨日夕方買い物に行って、八百屋の姐ちゃんに、きょうは蒸すねぇ、と
声をかけたら、あ、あたし、もう、気が狂いそう... と、息も絶え絶えに
元気よくおっしゃる。
それを聞いてあっしも、思わず力強くうなづいてしまいました。


さて、こういう話の流れできますと、温暖化がどうの、気候変動がどうので、
だからいろいろ節約しなきゃならないてなケチくさい話についなりがちな
ご時世ですが、なに、そうした話の音頭を、遅ればせながら取ってるメディア
だの企業だのが、どれだけ真面目にやってるかと言やぁ、こいつは眉に
つばってもんでして、われわれ庶民としては、パンツ一丁で夏を乗り切る
心意気、これさえあれば後のことは勘弁してもらいやしょう。


「ところで熊さん」
「なんだい八つぁん」
「この夏はどうも蝉の声を聞いた気がしないんだがな」
「そうかい。けどみんみん蝉なら何度か聞いたよ」
「そうか、みんみん蝉あらおれも聞いたな」
「じゃぁ いいじゃねぇか」
「いやよくねぇ。こんな蒸し暑いのにあぶら蝉がジージーやってくれなきゃ
片手落ちってもんだ」
「あぶら蝉も夏バテかもなぁ」
「そいつも違う。あぶら蝉だけに石油(あぶら)の高騰で燃料不足だ」


お後がよろしいようで...

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