*魂の次元*

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帝国陸軍の対米開戦決定は「合理的」に説明できるのか - ブロスペクト理論について考えてみた

帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか? ~『経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』牧野邦昭・摂南大学経済学部准教授に聞く~ WEDGE Infinity(ウェッジ) を参考にさせていただきました。

73年前の夏に無条件降伏という形で敗北を喫した対米戦争について、

  • 極端な精神主義に落ち入った非合理的な軍部の暴走によって行われたもの、

というふうに考える人は多いに違いありません。

けれども、歴史的な資料を検討すると、精神主義的傾向の強かった陸軍においても、「秋丸機関」の報告書によって、圧倒的な経済力を持つアメリカを相手にした場合、その戦争に勝利することが極めて難しいことは、はっきりと理解されていたことが分かります。

にもかかわらず、軍部はなぜ対米戦という「非合理的で危険な賭け」に出ざるをえなかったのでしょうか。

この理由が、軍部の知性の欠如によるものではなく、人間の「自然な心理的傾向」によるものであることが、行動経済学のプロスペクト理論によって合理的に説明できます。

まずはプロスペクト理論について簡単に例を見てみましょう。

  • 人は目先の損失を嫌って、損を挽回するために「危険な博打」を打つ
  • 対米開戦時の2つの選択肢 - 戦わずして屈服するか、一か八かの賭けに出るか
  • 対米開戦を選ぶように「仕組まれた」日本
  • 「賢い」政策はどうすれば可能になるのか
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過去が変えられることを知らない人は多い

※ 参考記事 http://delete-all.hatenablog.com/entry/2018/08/17/190000

誰にでも苦い過去というものがある。

苦い過去の記憶を、苦いままに持ち続けて悪い理由もないのだが、その苦さに曇った結ぼれの記憶を、洗い浄めて水晶のように澄み切った結晶にすることもできる。

一度限りの人生を最大限に楽しむためには、苦労してでも知っておく価値のある命の技法だ。

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昭和天皇には当然「戦争責任」がある。だが「天皇の悪口」を言えば民主社会が作れると思ってるようなヤカラは、ただのア○ウだよな。

id:Vergil2010さんという、かなり「左がかった」方の
天皇裕仁のワースト・オブ・ク○「思し召し」大会
という記事が1,100を超えるブックマークがついて話題沸騰中です。

そこで今日は、昭和天皇の戦争責任と、民主主義社会の実現にはどんな考え方が必要かを考えてみます。

結論としては、

  • 昭和天皇には戦争責任があるし、
  • 民主主義の実現には、罵り合いではなく、「熱い議論」が必要である、

という話になります。

  • 昭和天皇の戦争責任が問われなかったのは、アメリカのご都合主義の賜物である
  • 昭和天皇が「どのような発言をしていたのか」を知ることには意味がある
  • 「罵り合い」によっては民主主義は実現されない
  • 民主主義の実現のために必要な「熱い議論」について
  • 追記: タイトルに関するお詫び
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初心者向け: 分かりやすい文章を書くヒント 10選 + 5 +α

校正・校閲の仕事をしてらっしゃるbxjpさんの書いた
校正のバイトをしててよく直す箇所10選|bxjp|note
が、分かりやすい文章を書くヒントとしてよくまとまっているもので初心者向けに役に立つものと思いますので、この記事ではその内容をシェアする形で、分かりやすい文章を書くためにはどんなことに気をつけたらよいかを考えてみます。

なお、ぼく自身は校正や編集の仕事をしているわけではなく、この記事では、ネット上で文章を公開している者として、自分が普段心がけていることを書いているだけであることを初めにお断りしておきます。

  • bxjpさんの「よく直す箇所10選」
  • 1. 順接の「が」が頻出する
  • 2. 「も」を使いがち
  • 3. 「することができる」を使いがち
  • 4. 途中で主語が入れ替わっている
  • 5. 意味のまとまりで「、」を打たない
  • 6. 列挙するときに余計な語句を入れてくる
  • 7. そこ漢字?ってところが漢字
  • 8. 同じ表現・言葉が近い位置に出てくる
  • 9. 表現がバラエティ豊かすぎる
  • 10. 同じことを書いている&省略せずに書いている
  • A. 因果関係を示すために「ため」を使わない
  • B. 「の」でなくてもいい場所から「の」を追放する
  • C. 「イ形容詞+です」を避ける
  • D. 「行う」を減らす
  • E. 目的語の不足や、位置の修正
  • 分かりやすい文章を書くためには、うまい文章を真似ること、そして自分の文章をしばらく寝かせて読みなおすこと
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仕事に「好き・嫌い」を持ち込むなって? だったら人生にも持ち込まないほうがいいんじゃない?

はてな村の名エッセイスト、フミコフミオさんの
なぜ仕事に好き/嫌いを持ち込むの? - Everything you've ever Dreamed
が、なかなか素敵に心を揺さぶる文章だったので、感想を書きます。

  • 仕事に「好き・嫌い」を持ち込む人の気持ちが分からない、仕事嫌いのフミコさん
  • フミコさんに共感するはてな村の人々
  • 仕事に「好き・嫌い」を持ち込む人は、好きですか、それとも嫌い?
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メメント・モリ - 死を想って、人生を謳歌する

反航路 (id:giveus) さんの記事
机の上にある絵 - いのちばっかりさ
を出発点に、つれづれに考えたことをしるします。

  • メメント・モリ - 死を想って、人生を謳歌する
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錯覚資産を増やすよりも10,000倍大切なこと - あなたの錯覚負債メガトン級ですよ♬

今(2018年8月)アマゾンでバカ売れしている
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』(2008 ダイヤモンド社)
みなさんはもう読まれましたか?

著者のふろむださんは、「分裂勘違い君劇場」という知る人ぞ知るモンスターブログの書き手なのですが、この本では、大学で専攻した心理学の知識をもとに、さまざまなデータを駆使し、

  • 社会で成功するためには「錯覚資産≒人を勘違いさせる能力」がものをいうのだ、

ということを、実社会での豊富な経験も交えて、大変わかりやすく解説してくださっています。

「錯覚資産」というのはふろむださんの造語で、心理学の世界では有名な「ハロー(後光)効果」に代表される、自分が有利になるように「人に錯覚してもらう」能力を経済学的な「資産」に見立てたものです。

人間なら誰でも落ち入ってしまう「思考の錯覚」が「資産」になりうるとすれば、どうしてそんなことが可能なのか、そしてそれをどうやって使えばいいのかを知ることは有意義に違いありません。

「錯覚資産」を十分理解し、使いこなすことの重要性については、ふろむださんの著書
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』(2008 ダイヤモンド社)
を読んでいただくとして、この記事では、

  • 錯覚資産の裏に隠されている、
  • あなたの人生を根底から変える力を秘めた、
  • 錯覚負債とは何なのか、

を簡単に書いてみたいと思います。

  • 錯覚負債とは何か? 錯覚資産を気にするよりも前に考えるべき「錯覚負債」の重要性
  • 人はなぜ「錯覚資産」に魅力を感じてしまうのか。プロスペクト理論の恐ろしさについても一言
  • 「『錯覚負債』の棚卸し」こそがあなたの人生を幸せにする
  • 「錯覚負債の棚卸し」のための基礎体力をつけよう - 呼吸と瞑想とマインドフルネスの科学
  • まずは三回の深呼吸から。奥深いマインドフルネスと瞑想の世界へのご招待
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