何かがかかっているにしても この命がかかっているだけ ただそれだけ

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いまひとつ覚悟は足らない そいつは承知の上で また一歩前進

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人は自由に生きていいし 現に自由に生きている そのことがだいぶ分ってきた

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団地の中の小さな公園で 酒を飲みながら 見えない視線を感じた 風が吹いてた 水仙の花が風に揺れてた なずなの花が風に揺れてた ほとけのざの花が…… いや、ほとけのざの花は揺れていなかった 風に身をまかせ 風に身をまかせ ぼくはどこへ

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人間には 生涯変わらない 方向性(ベクトル)がある

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酒のない世界 そいつを生きて見るのも いいかもしれない

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いつもいつでもいつまでも ぼくは こんなふうにいきるんだね

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ぼくたちは すれちがいながら であってゆく

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出口は見えない それでもぼくらは 進んで行くんだ

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一歩前進 一歩後退 そうやってぼくらは 生きてゆくのですね

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