「腰」が抜けた

腰の凝りがだいぶ抜けた気がする。 びっくりして腰が抜けたんじゃなくてです(笑)。 前にこちらで腰の緊張について書いたが、そのあといろいろ注意していたら 分ってきたのが、台所で包丁仕事をするのをはじめ、さまざまな場面で 姿勢の悪さから無駄な力が腰に入ってしまうということ。 それで、こうやってキーボードを打ってる時もそうだし、ものを書く時や 包丁を使う時など、気づいたら背筋を伸ばして姿勢を正すようにしていたら、 前よりも早く腰の緊張に気づくことができるようになって、けっこう体が 軽くなってきた気がする。 いや、もちろん、ただの自己暗示かもしれないけれど、それならそれで よし。とにかく気持ちがよければいいじゃないですか。 まだまだいろいろひっかかりはありますが、日々少しずつの精進ということで。

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肩と腰の緊張

よほど心と体に注意を払っている人でもなければ、誰もが余計な緊張が体のどこかに 表れているはずと思うが、ぼくの場合は右肩と腰にそういった緊張を特に感じる。 何かをやるときに失敗してはいけないというような思い込みが、この緊張のもとになって いるようで、右手は使う機会が多いから四六時中といってもいいくらい、右肩は余分な 緊張を背負っていて可哀想なくらい。気がつくと力を抜くようにはしているのだが、 スッと楽になる、という風にはなかなかうまくいかない。ゆっくり時間をかけて 変えていきたいと思っている。 腰の方は、最近気づいたのだが、台所に立って包丁仕事をするとやたらと力が入る。 習慣になっているというか、条件反射的に力が入ってしまうので、これも簡単に なくすわけにはいかなさそうだが、このところ包丁を使い始めると割とすぐに 腰の緊張に気づいて力を抜けるようになってきたので、こちらの方が早く 変えられるかもしれない。 今、この文の下書きを、卓袱台に向かいあぐらを組んでノートに書きながら、右肩と 腰の緊張に意識を向けてみている。かなり気をつけていないとすぐに余計な力が 入ってしまう。呼吸に注意してゆっくり長くするのがよいようだ。 そんなこんなで、ぼくの体遊びの日々は続いてゆくのです。 [関連記事: ヨガもどき、気功もどき]

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ヨーガ教室参加

縁があって先日、マックス・ストローム氏(http://www.maxstrom.com/)の ヨーガ教室に一日参加した。 ヨーガは本を見て真似する程度のことしか経験がないのに、 ヨーガの先生向け、五日間のコースの一日目に参加することに なってしまったので、十分にその良さを味わうことができたかは 疑問なのだけれど、ぱらぱら見させてもらったテキストには いいことが書いてあったし、二十人ほどの先生たちと一緒に ヨーガの形を真似るのはなかなか楽しかった。 フェルデンクライスもそうだけれど、体をしっかり動かすのは やっぱり気持ちいい。 最近ボーリングやテニスをやる機会もあったが、そういうのもまたいい。 どうせなら、もう少し日常的に体を動かしたいところ。

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ロアンナさんはアメリカの先住民族のひとつ、ホピの メディスンウーマンである。 日本風にいえば、伝統的な民間療法の治療家ということに なろうか。 東京の練馬駅から歩いてすぐのところに OHANA CAFE という店がある。 そこでロアンナさんが話をするというので聞きに行った。 OHANA CAFE は初めて行ったが、自然食レストランといった風の店で、 六時半から話が始まるというところ、着いたのは五分かそこら 前のことだった。 二階への階段を上っていくと、店の入り口の前に、褐色の肌の小柄な 女性と、こちらには背を向け立っている白い肌の背の高い女性がいた。 二人は何か話していたのだが、小柄な女性がロアンナさんだと思って、 彼女の視線がこちらにきた機会をとらえ微笑みかけると、向こうも 微笑みで応えてくれた。 あとのことは今はうまくかけない。 その場に来ていた人に対して、その場となった建物に対して、 そしてその場を作った太鼓に対して、彼女は感謝を言葉として 伝えていた。(あすぃくゎり) そして彼女の素朴な太鼓と力強い謡い。 話が終わったあと、列の最後で、彼女に清めの水をかけてもらい、 体を力強くなでてもらうことで気を流してもらい、軽く、でも しっかりと抱きしめてもらうことで、ぼくの中の何かがほどけた。 たぶん、そんなようなこと。 今は言葉にするのは、このくらいにしておく。(くぉっくゎい) [注]この項は、一見からだとは関係ないと思われるかもしれないが、 微妙につながっているので、[体で遊ぶ]に置く。

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首を寝違える

昨日、知り合いの芝居の稽古に行った。 芝居の稽古といっても、それらしいことはほとんどしない。 フェルデンクライスをやって、音楽を聴いてそれに合わせて自由に踊る。 大体いつもそれくらい。 昨日はフェルデンクライスで首の力を抜くのをやった。 仰向けになって、自分の手を額の上に置いて、頭を左右に転がす。 同じように人に転がしてもらう。 また仰向けになって自分で転がす。 次はうつ伏せになって。 それをやったおかげで首から力が抜けてよかったのだが、 稽古を終わって飲み会に行ったのがどうもまずかった。 ある程度飲んで帰り道、なんとなく首に引っかかりを感じる。 それで、すこしポキポキ鳴らしたりして、でも、そのときはまだ 問題なかった。 それが、家に帰って寝たあと、夜中トイレに起きたら首が妙に痛い。 ふとんに横になるが首が痛くて仕方がない。 あれこれ姿勢を変えるがどうにも痛い。 いつも枕を使わないので、毛布を丸めて枕代わりにし、 右を下にして寝ると比較的いい。 でも、しばらくすると痛くなるので、また別の姿勢を探す。 などということをやっていたので、今日は寝不足。 一日コンピュータに向かって仕事をしたので、首の痛みは増してる感じ。 とまあ、そんなわけですので、こんな風になる人はそんなに多くはないと思いますが、 なにごともやりすぎは禁物です。 お酒の飲みすぎにも気をつけましょう!! ああ、あしたになって少しは良くなってるといいなあ......

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ぼくの場合、酒のない人生は今のところ考えにくい。 タバコは体に合わないのだが、ニコチンの力に負けてついつい吸ってしまう。 (多くて日に五本ほどだが) 世の中にはそのほか様々な嗜好品、そして嗜癖があり、みなさんの多くも なんらかのたしなみを持っていることだろう。 さて、なにごとも度を過ごすのはよくないことだが、 ここのところ、酒浸りの日々が続く。 ロクに仕事をしてないもので、それをいいことについ昼間から酒を飲む。 缶チューハイを一本、二本。 夜もそこそこ飲むので、翌朝は、はっきり宿酔い、というほどではないのだが、 なんとなく体が重い。 ところが、布団の中で五分、十分、体をほぐしていると、起き上がる頃には 不思議と調子が戻ってしまっている。 そんなふうだから、体に悪いとわかってはいても、ついつい酒に浸る日々が 続いてしまうのである。 なるべく控え目を心がけつつ、もう少し様子を見てみようと思う、 今日この頃である。

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四十肩というのだろうか、左の肩の背中側が筋を違えた感じでかなり痛い。 腕を上げるのはさして痛くないのだが、寝床についてしまうと寝返りを 打つのが一苦労だし、また起き上がるときに痛みを予期しながら、 それに耐えねばならないのが、なかなかしんどい。 この二、三年の間に何度か似たような経験をしているので、やはり歳のせいか とは思うのだが、いやはや、ふだん多少なりと体に意識を向けているつもりで いるものの、そうは簡単に体が言うことを聞いてくれるわけではないようだ。 しかし、こうやって症状としてでてきてはじめて、日々の暮らしの中で少しずつ 溜まってきている<何か>を意識できるということはありがたいことで、それが<何か>ははっきりしないまでも、今感じる痛みとそこからくる不便さを大切に して、<何か>が左肩のあたりでひっかかっているんだなあと、その感じを頭の 片隅に置いて、一日一日を重ねていきたいと思うのである。

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体のことに意識を向けるようになったきっかけの一つに、 竹内敏晴の「からだとことばのレッスン」を読んだことがある。 この人は演劇・教育系の人なのだが、この本に書いてあるワークのまねをして 体の力を抜いてみようとしたところ、これが、全く抜けない。 首から肩にかけての緊張を、自分ではどうすることもできないのだ。 そんなことがあってから、ヨガの本を読んだり、たまたま知り合いに気功を すこし教わったりして、気が向くと体を動かすようになった。 毎日やっているわけでもないし、きちんと教わったこともないから、あくまで ヨガもどき、気功もどきにすぎないのだけど、そうやって体を動かして体に 意識が向くようになることで、少しばかり生きるのが楽になったような気がする。 呼吸に意識を向けることもそうだけれど、体に注意を払って、まずはその緊張に 気づくこと。 心も頭も体とともにあるわけだから、まずはその緊張に気づいて それをほぐしていくこと。 習慣となってしまっている考え方や感じ方にしばられて、なんだか窮屈に感じるとき、 それを変えていくためには、体のほうから入っていくのも、なかなか有効な手段だと 思うのです。

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一日一日を気持ちよく生きていきたいのなら、 一瞬一瞬、自分が何をしているかにまで きちんと気を払えるようになれたら最高。 その域に達することのできる人は少ないだろうけど、 どこまでできるかはともかく、目標はいくら高く持っても 悪いことないですよね。 で、その第一歩が深く息をすること。 そして体の力を抜くこと。 深くゆっくり息をする練習を続ければ、自分の体や まわりの世界に注意深く気を払うことができるようになるし、 自分の体の緊張にも気づくようになるから、体の力を抜いて、 楽な姿勢をとることもできるようになる。 緊張しすぎてたら、できることもできなくなるし、 気持ちよくやってけませんもんね。 深く息をして、体の力を抜いて、いま自分がなにをやっているかに 注意を払ってみましょうか。

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としべえ2.0β

北インド・ハリドワル辺りに出没中。

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