はてな村のみなさん、お元気ですかぁー。

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はてなブログ・プロで独自ドメインの設定をしたら夜も眠れなくなりそうだった話 - *魂の次元*
で、はてなブログの有料サービス・プロに申し込み、独自ドメインの設定をした話を書きました。

グーグルからの検索流入にも興味のあるはてなユーザのぼくとしては、サーチコンソールの方もアドレスをお引越しして、前のアドレスdimofsoul.hatenablog.comのデータを新しいアドレスdimofsoul.mitona.orgに受け継ぎたいところです。

かなり悩まされましたが、三日がかりで解決しましたのでご報告です。

まず、解決方法です

この記事では、要点だけ述べますので、分かりにくい場合は、こちらの記事を見るといいでしょう。
【はてなブログ】独自ドメインの変更から変更後にやることまとめ - ハンバート友幸の庭
ドメインの取得から、独自ドメインの設定まで、分かりやすく書いてあります。ただし、サーチコンソールについては、こちらのやり方はうまくいきませんでした。
(アナリティクスを使ってサイトを確認するのが、古いアドレスのほうで、どうしてもうまくいきませんでした)

うまくいったのは、

  1. 古いアドレスは「HTMLタグ」で確認
  2. 新しいアドレスは「ドメイン名プロバイダ」で確認

というやり方です。

具体的なやり方・その一 あなたの古いアドレス、「HTMLタグ」で確認してありますか

というわけで、サーチコンソールで、
anata.hatenablog.com(あなたが使っていたはてなのアドレスに読み替えてね) のデータを
www.anata.com(こっちはあなたの新しい独自ドメインのアドレスに読み替えてね) に引き継ぎたい場合は、こうなります。

1.1. サーチコンソールのホームから古いアドレス anata.hatenablog.com のプロパティを選びます。

1.2. 右上の「歯車」アイコンを押して、メニューから「確認の詳細」を選びます。

1.3. 「HTMLのメタタグ」で確認できている由の表示があれば OK です。

1.4. できていない場合は、まず、確認が必要になります。「プロパティの操作」から「プロパティの確認」を選びます。
サイトの所有権の確認方法として、「HTMLファイルをアップロード」がおすすめされますが、「別の方法で確認する」のタブをクリックして、「HTMLタグ」を選びます。

1.3. すると、

〈meta name="google-site-verification" content="......." /〉

のようなコードが表示されますので、content="......." の ....... に当たる部分をコピーします。

1.4. そして、別タグではてなブログを開き、「設定」から「詳細設定」に行き、「解析ツール Google Search Console」の欄に 1.3. でコピーしたコードをペーストします。

1.5. 次に画面一番下の更新ボタンを押します。

1.6. サーチコンソールの画面に戻り、確認ボタンを押します。手順に誤りがなければ、「所有権が確認されました」のメッセージが出て、無事終了です。

具体的なやり方・その二 新しいアドレスは「ドメイン名プロバイダ」で確認

2. 古いアドレスから新しいアドレスへの変更すると同時に新しいアドレスを確認する手順です。

2.1. まず、サーチコンソールのホームから、anata.hatenablog.com (あなたが使っていたアドレスに読み替えてね) のプロパティを選びます。

2.2. 右上の「歯車」アイコンをクリックし、メニューから「アドレス変更」を選びます。

2.3. すると4つの手順が表示されますので、まず、1番目の「リストから新しいサイトを選択する」で、www.anata.com (あなたが新しく取得したアドレスに読み替えてね) を選びます。

2.4. そして2番目の「301 リダイレクト......」ですが、これははてなの独自ドメイン設定がすんでいれば、「確認」ボタンを押すだけで問題ないです。

2.5 次がちょっとややこしくなります。「確認方法がまだ残っていることを確認する」というのですが、ここで「確認」ボタンを押すと「新しいサイトの確認ができない」という意味のエラーメッセージが出ます(スクリーンショットを撮り忘れたので、不正確でごめんなさい。以下同)。

2.6. 同時に、「他の確認方法を試す」というようなリンクが出ますので、そこをクリック(別タブで開いたほうが便利です)。

2.7. すると、サイトの所有権の確認ページが表示されます。

2.8. 確認方法として、「HTMLファイルをアップロード」がおすすめされますが、「別の方法で確認する」のタブをクリックして、今度は「ドメイン名プロバイダ」を選びます。
(はてなで普通使う「HTMLタグ」ではありませんので、ご注意)

2.9. ドメイン登録業者を選ぶようにリストが出ますが、適当なものを選びます。(ここでは DNS に登録する情報をコピーするだけなので、自分が使っている業者を探して選ぶ必要はありません)

2.10. TXTレコードを使って情報を登録するように言われますが、それは無視して、下の方にある「別の方法」、「CNAMEを追加」をクリックします。

2.11. すると、

CNAME Label / Host:                  XXXXXXXXXX.www.anata.com.
CNAME Destination / Target:    YYYYYYYYYYYYYYY.googlehosted.com

のような情報が表示されます。

2.12. これをもとに、あなたがドメイン名を取得した業者の該当ページに行って、DNS 情報を設定します。

あなたが「お名前.com」を使っているならば、

  • 「ホスト名」に「XXXXXXXXXX.www」を設定
  • 「TYPE」は「CNAME」を選択
  • 「VALUE」に「YYYYYYYYYYYYYYY.googlehosted.com」を設定

ということになります。

ぼくは value-domain を使っていて、新しいアドレスは dimofsoul.mitona.orgなので、
「cname XXXXXXXXXX.dimofsoul. YYYYYYYYYYYYYYY.googlehosted.com.」
という感じになりました。

ドメイン登録業者によって、この辺の用語など、少し違ってくると思いますので、適宜読み替えてください。

2.13. 以上のようにドメイン登録業者のページでDNS情報の登録ができたら、その情報がネット上に行き渡るまで、しばらく待ちます。数十分かかったりすることもあるようですので、あわてずにのんびりお待ちください。

2.14. 十分な時間が経ったと思ったら、2.10. で開いた「CNAME による確認」のページに戻り、下の方の「確認」ボタンを押します。ネット上の情報が更新されていれば、「所有権の確認」が取れますので、次に進みます。確認が取れなかった場合は、もうしばらく待ってから、2.8. からの手順を繰り返しサイトの確認をします。(ドメイン業者のほうの設定は一度だけで大丈夫なので、2.12. の手順は必要ありません 。サーチコンソール側で CNAME で確認するために 2.12. 以外の手順を繰り返します)

2.15. 以上で「新しいサイトの確認」が取れましたので、2.2. で開いたアドレス変更のページに戻り、3番目の項目、「確認方法がまだ残っていることを確認する」の「確認」ボタンを押します。今度は無事、確認ができるはずです。

2.16. 最後に4番目の項目「アドレス変更のリクエストを送信する」の「送信」ボタンを押せば、アドレス変更は終了です。

どうも、お疲れ様でした。

  *  *  *

ふーーぅ。
ここまで書いて、ぼくも、ものすごく疲れました。
こういうの書くの慣れてないので、蝶大変。

でも、ネット上に溢れる情報を、いつもありがたく使わせていただいているので、ほんの少しは恩返しをと思って。

それにしても、アナリティクスのコードを使った方法が、なぜうまくいかなかったのかは不明。ぼくのやり方が悪かったのか、グーグルの仕様が変わったせいなのか。

詳しい方、ご教示いただけたら幸いです。

まあ、ともかく、三日かかって無事サーチコンソールのアドレス変更も済んで「めでたしめでたし」であります。

てなわけで、みなさん、ほいでは、ナマステジーっ!!