ブログに記事を書いただけで救世主になった話と、ついでにマズローの欲求段階説
はてな村のみなさん、こにゃにゃちわ。
以前、有料サービスはてなブログProに申し込んで、独自ドメインの設定をした話を書きました。
・[解決ズバット]サーチコンソールのアドレスの変更、やっとできた三日目の正直 - *魂の次元*
その記事で、グーグルのサーチ・コンソールのアドレス変更方法について書いたことがきっかけで、「救世主」認定していただくことができましたので、今日はその承認欲求の喜びを報告させていただきます。
承認欲求が大充足、ブログに記事を書けばあなたも「救世主」になれます!?
みなさんは、どんな理由でブログをやってますか?
「書くのが好きだから」とか、「人とのやり取りが楽しいから」とか、「お小遣いを稼ぎたいから」とか、いろいろあるとは思いますが、自分の書いた記事が人の役に立ったり、人からほめられたりしたら、すごく嬉しくなって、
- ブログやってて、よかったーー
って思いますよね。
ぼくは、住所不定無職で、インド方面を放浪中、ゆえに始終金欠気味なんですが、しばらく前に、清水の舞台から飛び降りるつもりで、はてなブログPro を二年コースを14,400円で申し込んだんです。
ドメインは、以前取得してあまり使っていなかったものを流用して、独自ドメインの設定もしました。
で、グーグルの検索アクセス解析サービス・サーチコンソールも使っていたので、これのアドレス変更をすることになるのですが、いやー、こいつには苦しめられました。
もともとの「はてなドメインのアドレス」と、新しい「独自ドメインのアドレス」の両方が自分のものであることを「確認」しなければならないんですが、他の人がネットに書いてある方法だと、これがどうにもうまくいかなかったんですよね。
あれこれ試して、苦労して、やっとできたのが、「ドメイン名プロバイダ」を使った方法です。
あなたがこの問題で困ってたら、ぜひこちらの記事を見てください。
手順はやや面倒ですが、きっと解決するはずです♬
・[解決ズバット]サーチコンソールのアドレスの変更、やっとできた三日目の正直 - *魂の次元*
本筋からやや話がそれてますが、とにかくそういうわけで、自分の困った経験を、ネット上で共有していたところ、きまぐれねずみさんの次の記事で言及していただくことになりました。
・サーチコンソールのアドレス変更できない場合は別の方法を試そう - きまぐれねずみのきまぐれ帖
そこで現れた救世主様がこちらのサイト。
本当にお世話になりました。ありがとうございます!!神です(ノД`)・゜・。
とまで、書いていただき、
- ブログやっててよかったー、
- おれが今まで生きてきたのは、この記事を書いて、この瞬間を味わうためだったんだーーっ(←蝶おおげさ)
というような、とってもとっても大変とっても暖かい気持ちが胸中に拡がり、いつもは満たされない承認欲求がばんばん充足される素晴らしい経験となりました。
はてなブログの場合、星やブックマークがいっぱいついたりするのも、もちろん嬉しいのですが、少数の人でも、こうやって本当に役に立つことができると、これはまた格別なものです。
いやー、ブログってほんとうに素晴らしいものですね。
(水野晴郎風でお願いします)
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ついでに承認欲求とマズローの欲求段階説
ところで、ネット上でのやりとりなどをいろいろ見ていますと、「承認欲求」という言葉を見かけることがあります。
この言葉の原点はアメリカの心理学者アブラハム・マズローの欲求段階説というものなんですね。
マズローは人間の心理的成長というものを、五段階に分けて考えました。
- 生理的欲求 - 食事、睡眠など一番基本的な欲求
- 安全の欲求 - 経済的なものや、健康など、安心して生きるための欲求
- 社会的欲求 - 愛情や所属など、人間関係に関する欲求
- 承認(尊重)の欲求 - 他者や集団からの評価を求める欲求
- 自己実現の欲求 - 自分の持つ能力や可能性を発揮して生きる欲求
この四番目の「承認欲求」というのが、ネット上ではよく使われるようになったわけです。
ちなみに、もともとの英語は esteem という言葉なので、評価や尊重の意味になります。
で、マズローは他人からの評価よりも、自己尊重を重視しているので、「承認」という言葉は、ちょっと違う気もするんですが、まあ、ネット上で使われる「承認欲求」という言葉は、マズローの欲求段階説とは「もはや別物」と考えたほうがいいのかもしれませんね。
子どもの「ほめて、ほめて」とか「かまって、かまって」というようなものが「承認欲求」の一番単純なものなわけですが、「ネット上に言葉を放つ」という行為が、この「承認欲求」にもとづいて行なわれることがよくあり、場合によってはそれが、「うるさい」ことになったりしますので、その結果あれこれ取り沙汰されることになり、そんな文脈でこの言葉が人の評価を下げるために使われることも、ままある、とまあ、そんな次第です。
(あいつは「かまってちゃん」だからなー、みたいな言い方とほとんど一緒ですね)
マズローはこの欲求段階説だけでなく、至高(絶頂)体験 (peak experience)という概念を提唱したことでも有名です。
これは、ごく普通の人々にときおり訪れる「神秘的」な体験のことなのですが、
- 世界がいつもとは違った輝きを放っているのを感じたり、
- 不思議な幸福感に包まれて、自分にはなんでもできるという気持ちになったり、
といった経験をしたことのある人が、案外多くいる、みたいな話なんですね。
現在の脳神経科学の知見に照らせば、こうした経験は、脳内の神経伝達物質の特殊な状態から起きるものであり、また「瞑想などの練習を通じて、こうした体験が起こりやすくすることもできる」と言えると思いますが、なかなかおもしろい話じゃないでしょうか。
ぼくはこの至高体験について、コリン・ウィルソンの著作で知りました。
興味のある方は、次のリンクからアマゾンでご覧くださーい。
コリン・ウィルソン「至高体験―自己実現のための心理学」(1998河出文庫)
というところで、今日はおしまいです。
それでは、みなさん、ばいなら、ばいなら、ばいならっ♬