クリスティーナ・ホール「言葉を変えると、人生が変わる」大空夢湧子訳、2008年、ヴォイス


google ブックスカスタネダを検索していたら、この本が目に入った。
カスタネダ「イクストランへの旅」から言葉によって自分を変える方法を書いたくだりが引用されている。
自分をダメな人間だと思っている人に、八日間「自分はダメな人間じゃない、すばらしいんだ」と言い聞かせるように勧める内容で、そうすることによって「自分はダメな人間だ」というのも「自分はすばらしい人間だ」というのもどちらも錯覚にすぎないことが分る、というような話。


言葉のもってる大きな力は分ったつもりでいるんだけど、なかなか体得するところまではいかない。
この話を久しぶりに読んだのをきっかけに、またちょっとこの練習をしてみることにしよう。


ところで、著者のクリスティーナ・ホールはNLP(神経言語プログラミング)の大家だそうで、このNLPというやつ心理学的な技法の一つなのだが、名前こそよく聞くもののくわしくは知らない。
この本もそのうち読んでみようかな。