夜中に起き出して
ひとりコンピュータの画面に向かう
画面の向こうに人のざわめきを幻視して


無駄なことにはちがいない
仮想の体験
妄想のやりとり


でも別にいいんだよ
そもそもこの世が幻なんだから
この夜も幻として楽しめばさ