月日は流れ、季節は巡る。


日本の冬は寒くて、東京あたりでは乾燥してるし、どうも苦手だ。
冬になると早く暖かくならないかなぁと、長いこと思っていた。


それがどうしたことだろう、この冬は、その嫌いな寒さをどうした加減か
なんとなく受け止めることができるようになっていて、そうしたら、
いつの間にかもう、季節は春。


心頭滅却すれば火もまた涼し。
そう言い切れるほどには人生簡単じゃないけれど、
少しずつ人間というのは変わっていけるのだと、
そのことは確かに信じている。


もうじき夏が来て、秋が来て、冬が来て、そしてまた春だ。
あと何回か分らないけど、それを続けていくことにしよう。