夜半、目が覚めてトイレに行き、再び床につく。
しばらく眠れず考えごとなどしているうちに、やがて夢の領域に
入っていくのだが、意識はあるのに半分寝ているような、
ある種、金縛り的な状態になることがある。


こんな状態の時に、人の声が聞こえることがある。
非常にはっきりとした声で、まさに耳に聞こえてくる感じなのだが、
誰とも知らない人の声で、こちらとは関係ないような何かを
話している。
空耳の類とは思うのだが、異常なまでにはっきりとしているので、
かなり恐い気持ちにもなる。


こういう経験は誰にでもありうるものだと思うが、すこし気のふれた
感じの体験でもあり、わざわざ人に話した覚えはあまりない。
気が狂う、ということを恐れている感じもありありとある。
戻ってこれなかったらどうしよう、というような...
(恐がるのをやめちゃえば大丈夫なはずなんだけどね)


悪口が聞こえてこないのは幸いだが、どうせなら何か役に立つことでも
教えてくれないものか。


知らない人が知らないことを話していることに、人間の認識力・創造力の
底知れなさを感じると同時に不気味さも感じる。


みなさんは似たような経験ありますか?


明晰夢とも関連する話題だけど、そっちのほうはまたいずれ。