さて、人生においてさまざまな困難に出会うことは
避けがたい。


困難に出くわしたとき、悲しみに襲われたり、
怒りが湧き上がったり、気持ちの波にさらわれる
こともありがちなこと。


そしてその気持ちの波にさらわれたことで
さらに自分の気持ちが落ち込むことも、
人によっては自然の成り行き。


けれど、このいずれの局面もがまったく自然なことであって、
それぞれの局面を否定せず受け止めればいいことに気づき、
それを受け止められない自分を許し、ゆっくりと変わってゆく
自分を待つことができれば、そして、その先にやってくる
真実の恐怖と向かい合うだけの力を蓄えることができるならば、
ひとは自由への道を歩き続けることができるだろう。