ぼくという人間は
ぼくという人間はどうにも興味が分散している。
なにか一つことに集中するということが苦手で、
あっちを少しかじり、こっちを少しかじりといった塩梅で、
とにかく腰がすわらない。
そんなぼくが始めるこのページに普通の意味でまとまりがつく
わけもないのだが、一方で、ぼくなりのまとまりはつくはずでも
ある。
まぁ、仮にまとまりがつかないにしても、誰かは読んで面白がって
くれるはずだし、万が一誰も面白がってくれないとしても、
それはそれでいい。
なにしろこれは、ぼくが、ぼくの必要性から、自分自身の楽しみのために
書いてるページなんだから。
そう、ぼくがやりたいのは、貝が自分の身を守るために貝殻をつくる、
そんなようなことなんだ。
その貝殻を見て、美しいと思う人もいるかもしれないし、
美しいと思ってもゴミ箱に捨てる人もいるだろう。
そんなふうに回ってるこの世界の中で、とにかくぼくはこんなふうに
生きている。
それが、このページにぼくが書くことのすべてってわけ。