ゆめからきたのか

そうか、ぼくはゆめから、来たのだったよな。 そんなことは忘れて、ぼくは毎日生きていたのさ。 それでいいじゃないか。 それでいいじゃないか。

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人生は乗るか反(そ)るか、 そういうことだと、ぼくは思うのです。 乗るという意味を、安全牌の方向で考えて、 公務員になるのもいいですよね。 大学のSF研の友だちが、うまいエロ漫画を描ける奴なんだけど、建築学科だったりして、 都庁に潜り込んでるのには感心しました。 ぼくは、公務員どころか、会社員も務まらない莫迦ものなので、 はじめから二年くらいでやめようと思っていた会社勤めを、 二年足らずでやめて、気楽にも、悩ましい人生を送り続けて、 早三十年です。 ほどほどには乗れてます。 そんなに苦労はしてません。 だけれども、反れっぱなしで、どこにも戻りようにありません。 とはいえ実のところ、誰だって戻りようのない人生を、 一度限りの人生というものを、 きっぱりと生きる以外に道はないのですから、 ぼくも、この、反れっぱなしの人生を、 きっちりと、きっぱりと生きるだけなのです。 というわけで、みなさん、楽しもうじゃないですか、 この乗るか反るかの人生という奴を。 ☆こちらもどうぞ。会社なんてやめても、どうにかなるよ、という話です。 【気分はオフグリッド・あなたは自由に生きたいですか、生きられますか】 http://meratade.blogspot.jp/2016/07/blog-post_26.html

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東の果てのひょうたん島で、ぼくらは夢を見たのだ。 大人になどなりたくなかったのに、ある日「きみはもう大人だ」と言われ、仕方がないので、その日から大人の仮面をつけて、今日まで生きてきた。 すると、大人に成りきらなかった友が遠くで、「虚構(ゆめ)は現実に負けたりしない」と言うじゃないか。 それでぼくらは、友が創り上げた壮大な夢を見たのだ。 その夢は、大人になってしまった裸の王様たちには、子ども騙しにしか見えやしない。 だからぼくたちは、その夢をこっそりと楽しむことにしたのさ。 こっそりと、しかし、おおっぴらにね。 ☆ぼくたちの「夢」の映画「シン・ゴジラ」についてはこちらにも書いています。 【きみは「シン・ゴジラ」に日本の未来を見たか(ネタばれ御免)】 http://meratade.blogspot.jp/2016/08/blog-post_7.html

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寝言の王子さま

なんの因果で、と今ぼくは思っているのです。 なんの因果でぼくは、こんな寝言の王子さまを、かばっているのだろうかと。 たぶんそれは、ぼく自身の出自が、寝言王国にあるためなのかもしれません。 寝言王国の臣民の皆さん、どうか、「アホウ」の王子を見捨てないでください。 この「どアホウ」を立てる以外、今の我々に道はないと思うのです。 あ゛あ゛。 【寝言の王子さまについて詳しくは、こちらで書いております】 http://meratade.blogspot.in/2016/07/blog-post_23.html

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なんでも東の最果ての国で、大きな人気投票があったらしい。 その国では人気投票で祭りごとを決めるもので、その結果を見ては、一喜一憂する人がいるのだそうだ。 それでぼくは思うんだが、人気投票をする権利があることを、祭りごとの決定権があるのだと「想定」するというのは、はたしてどんな「理性」のなせるわざなんだろうね。 祭りごとの現状に鑑み、少しはまともに思える人物に、わざわざ自分の時間を使ってまで人気投票するというのに、その一票が虚空に消える経験しかしたことがない人間が、自分には祭りごとの決定権などないのだと「勘違い」するとき、そのことを誰がどんな理由で否定できるというんだろうね。 西の最果ての国でも似たような話があるらしいじゃないか。 ねぇ、みなさん。みなさなは、こんな人気投票なんて茶番にすぎないと、ほんとは気づいてるのに、これに代わる気の利いた方法が思いつかないもんだから、わらしべにすがるつもりで、こいつにしがみついてるのかね。 それとも、このうんざり感たっぷりの状況の中で、悪い夢を見続けるのが、スリリングで一番いいってわけなのかい? それなら別に、何も言うことはないさ。 ただ、もしも。 もしも、もう少しいい夢を見たい、という気持ちが、少しでもきみに残っているのなら、どうか、深呼吸をして考えて欲しいんだ。 人の命を食らってまで、楽に生きようとするのは、後ろめたいことじゃないかってことをさ。 [http://meratade.blogspot.com/2016/07/2016.htmlに「三宅洋平」氏の「惨敗」について書きました]

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ぼくらはいつのまにか、ロボットになっちまったのさ。 体なんて全部、機械に置き換えちまったからな。 感情だってめんどくさい、ぜんぶ捨てちまうことにしたさ。 自由意志なんて忘れっちゃえよ、何を悩むことがあるってんだ。 だけれど、そうしてロボットになったはずなのに、涙だけは流れるんだな。 涙腺だけは捨て切れないでいるんだ、盲腸みたいなもんさ。 [http://meratade.blogspot.comもよろしく]

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自動書記、というわけではないのだけれど、 言葉の限界を超えられないかと思ったんだ。 はじめから限界なんてないんだから、いつだってぼくらは 無限の世界で遊び続けるだけなのにねぇ。 無限なんて数学者の作り物とも聞いたっけなぁ、けど 言葉がそもそも意味不明の落書きに過ぎないんじゃないの。 意味不明の寝言は寝てるときだけにしたいよね、だから どうにも頭が呆然としてる今は、白昼夢でも見ることにして。 ただただいつまでも、世界の神秘を呆然と見上げていたくて、 それで未消化のまま言葉を吐き捨てたのさ。 [http://meratade.blogspot.comもよろしく]

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南タイ、トラン

トランというところは、アンダマン海に浮かぶ島に行くために旅行者が立ち寄るような街なのですが、のんびりした田舎街なので、島には行かず、ゆるゆる過ごしてます。 http://meratade.blogspot.com のほうには、カルマ落としとオウム真理教についてなど、書いてますので、気が向いたら覗いてください。 てなことで、また!!

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ぼくらは。 自由に行動を決めているらしい。 ぼくらは。 無意識のうちに行動を決められているらしい。 その二つの間のどこかに。 真実はあるんでしょう。 だからぼくらは。 自分で決めていいのよ。 じぶんに自由意志があるのか。 それともないのかってことをね。 [http://meratade.blogspot.comもよろしく]

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矛盾の塊

ヒトなんてものは矛盾の塊。そうは思いませんか。 意識の部分で考えてることは、人それぞれで、一見矛盾などないかのように、きれいにスマートに整っている人もいます。 でも、そういう人だって、いわゆる無意識・潜在意識、そっちの方面までは整えきれるもんじゃないですよね。 多分、ひょっとして、世界にはごく少数だけ、「聖者」の名に値する「ほんもの」の人というのもいて、そういう人たちは、無意識の領域に至るまで高度に統合されているのでしょうか。 けれども、ぼくら凡人は、そんな域には到底達し得ないし、外見だけスマートに整えるレベルですら、ちょっと難しすぎるってわけで。 ま、スマートに見せかけてボロを出すよりは、はじめから矛盾丸出しで、いいんじゃないですか。 どうせ人間、矛盾の塊。 そう思うことができれば、人が何してようが、いちいち気にしないですむようになるし、人から何を言われても腹が立たないようになりますよ。 矛盾の塊同士、楽しくやっていこうじゃないですか。 [http://meratade.blogspot.comもよろしく]

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としべえ2.0β

北インド・ハリドワル辺りに出没中。

物好きな物書き

宇宙のど真ん中