どうしたらブログで百万の読者を獲得し、
指先一つで巨万の富を得ることができるのだろうかと、
日夜、灰色の脳細胞を駆使して研究中のみなさん!!
今日はみなさんに朗報があります。
グッドニュースです。
グレートなお知らせです。
uucp によりモデム経由バケツリレー方式でメイルやニュースが配信されていたプレ・インターネット時代より、30年の長きに渡ってネットコミュニケーションの研鑽にハゲんできたわたくし那賀乃とし兵衛(ながのとしべえと読んでください。なお私は坊主頭ですがハゲてはおりません)が、ゴエンカさん方式のヴィパッサナー瞑想十日間合宿参加五回目にして、ついに、weblog で成功するための「究極の真理」を獲得することに成功したのです。
なんとも驚くべきことですが、ブログで成功することは、実は
「とーーっても簡単なこと」
であるのが判明してしまいました。
その方法とは、
「本気で大ボラを吹く」
ということだったのです。
これだけでは、なんのことやら、さっぱり...... でしょうから、一から五まで順に説明していくことにしましょう。
1. この記事で俺は「相田ケイ」に惚れなおしたぜ 2. 「相田ケイ」が教えてくれたこと 3. あなたの文章には、人の意識を「変容」させる力があるか 4. つまりは、『本気で「大ボラ」を吹け』ってことなんよ 5. 「成功」の定義を自在に操るとき、「成功」はすでにあなたの手の中にある 1. この記事で俺は「相田ケイ」に惚れなおしたぜ 以前にも二つの記事、
マストドンで「〜丼」というインスタンスを100個作ってみたい、あるいは、記事のタイトルはいかにしてつけるか - *魂の次元*
weblogの「たったひとつの冴えた」書き方、あるいは拡散・量産・龍角散 - *魂の次元*
で、相田ケイさんの記事をネタにさせていただきましたが、相田さんのこちらの記事、
文章嫌いだった僕が、ブログで数万PVを叩き出すために意識した3つのこと - オモロク
これには、ほんとうに心を揺さぶられました。
(ちなみにこちらの記事タイトル、35文字あります。何がなんでも32文字以内に収めようとして苦労なさっていたみなさん、こいつも朗報ですね。これでもう、タイトルの文字数を調整するために冷や汗を流す必要もなくなりました。3文字オーバーでも合格圏間違いなしです♬)
この記事は、的確な情報をシンプルな文章で読ませるための「お手本」として、one of the best なものだと思いますが、実質的な結語が素晴らしい。
あなただけの「対話」空間を、あなたの手で創りましょう。
ブログの記事を
『「対話」空間』
と捉え、それを
『あなた自身の手で作ること』
ができれば、
「『無敵のブログ』が一丁あがり」
というわけです。
2. 「相田ケイ」が教えてくれたこと さて、相田さんは先ほどの記事で、
「読者にとって」余計なものは入れない 具体的に説明する 「私」と「あなた」を文中に入れる この三つをきちんと意識するだけで、「記事を読んでもらえるようになる」と書いています。
そして、それによって、読者のみなさんに、
「ほら、こんなふうに『読んでもらえる』記事が書けるんですよ」
と、実例で示してくれているわけですから、これほど説得力のある記事もなかなかありません。
しかし、です。
ここでみなさんに、一つ考えていただきたいのは、この相田さんの記事は、本当に先ほどの三つの心がけだけで、このような「説得力」を生み出しているのでしょうか?
「それって、ちがくなーい?」
と、ぼくは思っちゃうんですよね。
3. あなたの文章には、人の意識を「変容」させる力があるか 相田さんの話術の「巧みさ」は、手品師の技の「巧みさ」です。
はてな村のみなさん、こんにちわ。
ぷちウェブ作家のとし兵衛です。
今日も今日とて、他人のふんどしで明太子漁に出かけましょうかねー。
* * *
ネパールの国境近いゴラクプルというインドの東北部の街から、南西のムンバイに近い、イガットプリという小さな街へと、鉄路を揺られること 36 時間、1,552 km 、はるばる来ましたマハラシュトラ州。
インドには何回来たかもう忘れましたが、この州に来るのは初めてです。
そして明日より、ヴィパッサナ瞑想十日間の合宿コースが待っています。
その合間の時間を利用して、ネット上での「爆発的に共有されるかもしれない」記事の書き方について、相田ケイさんの、
・拡散される記事を量産するための、ただ1つのシンプルな考え方 - オモロク
を肴に考えさせていただきます。
勝手ながら、相田さん、どうもでーす。 * * *
「せっかく書いた記事を、多くの読者に読んでもらいたい」
多くのみなさんが、密かにこう思っていらっしゃることでしょう。
ただし、夜中たわし id:tawashix さんのように我が道を行く方は、また別です。
ぼくの先日の記事、
「交遊」でいくか、「検索」でいくか。はてなで読者を増やす二つの方法 - ブックマークとサーチコンソール - *魂の次元*
に対してたわしさんから、次のようなコメントをいただきました。
検索されやすい記事を考えたり分析するの、面倒なんだよなぁ?。なのでサーチコンソールなんかはほぼ活用せず、フィーリングでやってます。
実に素晴らしい生き方です。「検索エンジン最適化」などという邪道の手法は使わず、勝負の武器は「フィーリング」のみ。
加速装置の他には「勇気」だけが武器の、サイボーグ009 並みの潔さです。
思わず、訳詞: なかにし礼、歌: ハイファイセットの「フィーリング」のメロディーが頭の中に、大音量で響こうというものではありませんか。
というわけで、たわしさんも、布団の中でうたた寝をしながら記事のアイディアを練りつつ、自分の記事が百万バズする夢を見ているかもわかりませんが、わたくしのように小賢しくも
「いかにしてたくさんの読者に読んでもらうか」
などということを考えていないことだけは確かであります。
たわしさんはじめ、id:watto さん、マミー id:mamichansan さんの三師匠にならい、わたくしめもきっちり自分の記事を書いていくという本道を歩んでいきたいところなのではありますが、あいにく本日のネタは、
「いかにして記事は拡散されるのか」。
さあ、それでは、いよいよ本題に入らせていただきましょう。
* * *
それにしても、相田ケイさんの記事は分かりやすいですよね。
多くの人に読んでもらうためには「共感」が大切。 「共感」の三要素として、「分かりやすさ」、「あざとさ」、「みんな知ってる」を押さえておくべき。 「分かりやすさ」のためには、小学生にでも分かる文章を。 「あざとさ」としては、読者層を意識した上で、読者に適した刺激的な演出を。 「みんな知ってる」も、読者層に適したよく知られている話題を上手に盛り込む。 というような内容が、よく整理された形で、分かりやすい例とともに書かれていますので、無理なく「共感にもとづく記事作り」を理解することができるでしょう。
その他の細かい点については、相田さんの元記事、
拡散される記事を量産するための、ただ1つのシンプルな考え方 - オモロク
をぜひお読みください。
いろいろと学ぶことがあると思いますよ。
* * *
さて、ここで、相田さんの記事を読んで、ぼくが面白いと思った部分について、野暮を承知で解説させていただくことにします。
みなさん、おそようございます。
今日は、わたくしのライフゲームであります「ぷちウェブ作家スゴロク」にて、「移動中につき一回休み」のコマに止まってしまいましたので、このところ連日の更新を続けて参りましたが、こちらの記事執筆につきましては、しばしの間お休みに入らせていただこうかと思います。
なお、冒頭のおまけの写真は、カメラ機能だけはどうにも使えない
「lenovo tab2 a7-30hc」で撮った
「ネパールとインドの国境の町スノウリのインド側イミグレーション前の路上茶屋」
のぼけぼけ写真です。
てなことで、みなさん、アディオス・アミーゴスっ!!
watto さんの記事、
・Google AdWords からキャンペーンメールが届いた件 - しいたげられたしいたけ
にお答えする形で、前回の記事、
・http://dimofsoul.hatenablog.com/entry/2017/05/12/011152
にはグーグル・アドワーズを無料で使うヒントを書きましたが、今回は、その内容に続く形で、
「はてなで読者を増やす、二つの方法」
について書いてみようと思います。
せっかくの「はてな」なんですから、まずは「ブックマーク」ですよね 「検索流入」を意識して記事を書くのなら「グーグル・サーチコンソール」 せっかくの「はてな」なんですから、まずは「ブックマーク」ですよね はてなに限りませんが、ウェブ上で記事を書いて、多くの人に読んでもらいたい、という場合、なんといっても王道は、
「自分がきっちり楽しんで書く」
ということに尽きると思います。
けれども、「自分の楽しさ」をさらに多くの人と共有したいと望むのならば、はてなの場合、「記事を書く」だけでなく、はてな村のお隣さんと積極的に「交遊」することによって、読者の輪を広げていくというのも、楽しみ甲斐のある方法です。
ぼくの場合、id:watto、id:mamichansan、id:tawashix の諸氏をはてな村における大先輩と仰いでおりまして、この諸先輩の記事をじっくり読ませていただき、はてなブックマークにてコメントさせていただくことや、自分の記事で内容的に相乗りさせていただくことを通して、記事の執筆が楽しくなるような環境づくりにつとめております。
weblog という表現の場において「何を書くか」というのは、なかなか難しい場合があります。
そのとき、はてな村在村の隣組のみなさんの書いているものからヒントをもらい、それに応える形で記事を書くようにすると、いわゆるひとつのシナジー効果とでも申しましょうか、
「一人だけでこつこつと書くのとは違った形での広がりが生まれ、自然と読者も増えてくる」
というのが、ぼくがこのところの経験から学んだことの一つです。
それから、これは id:watto さんの記事
はてなホッテントリのブコメに宣伝で自ブログのURLを書いたら下手なBUZZよりアクセスが集まった - しいたげられたしいたけ
で教わった技ですが、人気のブックマークに関連するような、あなたの記事がある場合、自分の記事のリンクをブックマークコメントで紹介することで、新しい読者を獲得する、というやり方もあります。
あるいは、人気のブックマークをネタにして新しく記事を書き、それをブックマークコメントで紹介してもいいですよね。
ぼくの場合、
・「レイア姫」追悼: 月明かりに溺れ、ブラジャーで窒息死 - *魂の次元*
という記事を書き、それがブックマーク経由でスマートニュースに取り上げられた経緯は、
・ぼくのぷちバズ報告と、インドのバス旅の愉しみ - *魂の次元*
・はてな + SmartNews = ぷちバズ、そして「ジュリアとバズーカ」 - *魂の次元*
に書いたとおりです。
「検索流入」を意識して記事を書くのなら「グーグル・サーチコンソール」 前回の記事
・http://dimofsoul.hatenablog.com/entry/2017/05/12/011152
では、watto さんのご要望にお答えする形で「グーグル・アドワーズ」を無料で使うためのヒントを書きました。
アドワーズを使うと、どんな検索語がどのくらいの頻度で検索されていて、それに対する広告の単価がどのくらいなのか、すべて「無料」で分かりますので、お小遣い稼ぎゲームに昂じたいあなたにはおすすめのサービスです。
そして、グーグルやその他の検索サイトからの「検索流入」を意識して記事を書こうと思うなら、もう一つ外せないサービスがあります。
やはりグーグルの、サーチコンソールです。
こちらは、あなたのサイトが
「グーグルの検索で、どういう検索語で、何番目に載っているか、何回表示されたか、何回クリックされたか」
などが分かるすぐれもののサービスです。
そして、こいつも「無料」で使えます。
これを使ってみて、ぼくが大変おもしろく思ったのは、
「自分では予想のつかない検索語で、自分のページが表示されていることがある」
ということでした。
まったく関係のない話題が、検索語の組み合わせのいたずらで、たまたま表示される場合もあるのですが、自分が書いている話題の「となりの話題」から検索が来ていたりする場合があるわけです。
これをうまく利用すると、「検索流入」を増やすことができるわけです。
ぼくの例としては、「人生長すぎる」という検索語があります。
ぼくの記事、
グーグルのアドセンスを使って「お小遣い」を稼ぎたい。
この記事は、そんなあなたのために、「愛情一本、チオビタドリンク」の気持ちで書かせてもらっています。
ちなみに、ことの発端は id:watto さんの記事にあります。
Google AdWords からキャンペーンメールが届いた件 - しいたげられたしいたけ
しかし、そんなことは、電網怪海を漂うみなさんには関係のないことでしょうから、とにかく本題に入ることにしましょう。
グーグルのアドワーズを無料で賢く使うためのヒントです。
アドワーズ、使ってますか。 アドワーズはどう役に立つのか アドワーズ、使ってますか。 アドセンスで「お小遣い」を稼ぎたいと思って、あれこれとネット上で情報を探しているあなたならば、このくらいのことは常識に決まっていますが、「検索流入」を狙うならば、アドワーズの利用は当然でしょう。
「自分の書いた記事を多くの人に読んでもらいたい」という場合、はてなでは、地道に読者を増やしていくのが正攻法ではありますが、グーグルやら何やらの、検索から読んでもらうというのも、もう一つの王道です。
そのとき、どんな検索後があなたの書く記事にマッチするかを調べるためには、
「アドワーズが役に立ちます。しかも無料でもかなりいけますっ」
と、そういうわけなんです。
なお、アドワーズを使う、具体的な手続きについては、たとえば、
【新時代!?】キーワードプランナーの月間平均ボリュームの詳細が出なくなってからのキーワード選定方法【絶対保存してね】 | ブログマーケッターJUNICHI
をご覧ください。
こちらの記事を書いてらっしゃるじゅんいちさんは、大阪的にユーモアに富んだ方で、しかも、決してあこぎな方ではありませんので、
「自分の書いた記事を多くの人に読んでもらいたい」
と切に願うわたしのような人間にとって、とーーーっても参考になる記事をいつも書いておられる方ですので、チェックしておいて損はないと思いますよ。
アドワーズはどう役に立つのか さて、「検索流入」について、アドワーズで調べられる情報には大きなポイントが2つあります。
「検索語のボリューム」
と
「検索語の入札単価」
です。
この2つを調べるだけならば、まったくの無料ですみます。
とはいえ、これが使えるようにするためには、
「アドワーズで有料広告を出そうと思ってまーす」
というフェイクの申告が必要です。
申告しても、お金を払わなければ、無料で使えちゃうのですが、そういうやり方が気持ち悪い、と思う場合は、やめておいたほうが無難です。
もちろん、グーグルとしては、そういう「不良」ユーザでも、いつか「有料」ユーザになってくれるかも、という太っ腹な考えで、われわれ「無料主義者」にも使わせてくれているわけですから、それを使わない手はないよなぁぁ、と思うのですけれども。
ここで、「ボリューム」というのは、その検索語がどのくらい検索されているのかを表す数値で、「稼ぎたい」人の間では「高ければ高いほどいい」かのように言われていますが、ぼくのような隙間狙いの場合「月間1万」くらいのボリュームでも十分にターゲットとして参考になります。
そして、「入札単価」ですが、これは
「広告を出す側の人が、この検索語に対してこのくらいの広告料を払ってますよ」
という目安でして、アドセンスでお小遣い稼ぎをしたいあなたの場合は、
「この検索語をうまく入れれば、ワンクリックでこのくらい稼げる」
という目安になるわけです。
というわけで、以上の2つの情報を組み合わせて使うのがアドワーズの王道となりますが、ぼくの場合ですと、「瞑想」を検索語として入れて、
ふむふむ、これはまずまずボリュームがあるな、
と確認した上で、この「瞑想」に組み合わせる言葉としては、
どういうものがいいのかなーー、
みたいな感じで使ってみたところ、最初はワンクリック十円未満だったのが、ワンクリック五十円程度にまで伸びた実績があります。
ほかにも、『「瞑想」と「メディテーション」とどっちがいいか』みたいなこととか、多くの人に届く記事を書くためのヒントが、いろいろ得られる可能性がありますので、「儲けに血眼になる」みたいなことじゃなくて、楽しみながらゲーム感覚で使ってみたら、ネットで遊ぶ毎日が、さらに充実するんじゃないかなー、と思うのです。
というわけで、今日は、グーグルのアドワーズを楽しく使うためのヒントを書いてみました。
それでは、みなさん、ナマステジーっ♬
というわけで、はてな村のみなさま。
...... と、申しますのも。
なにがなんだか分かりませんし、どこがどういうわけなのかは、さて置くことにさせていただきますが、標高 1,800 m のカトマンズから、標高は知りませんけれども、とにかくインドと地続きの平野部の、ルンビニに戻ってきてしまったもので、暑さにうだり、蚊の猛攻に苦しめられているとし兵衛でございます。
それでは、皆さんのご要望通り、とっとと、本題に入りましょう。
「夜中たわし」の秘密発見、致命的「欠陥」と言及されざる「真実」(再度、敬称略) はい、この見出しの意味ですが、これは、
『夜中たわしさんが何かの「秘密」を発見した』
というのではなくて、ぼくが
「たわしさんの秘密を発見したーーっ」
と、勝手に思っているだけの話なのですので、誤解は禁物ですよ。
さて、しばらく前のたわしさんの記事、
・夢の中へのアイテム持ち込み制度 - 夜中に前へ
に「インスピレーションする」という話があったことは、はてな村住民のみなさまには周知の事実と思います。
たわしさんの記事には、いつもその愉快さに楽しませてもらっていますが、こちらの記事は、たわしさんのアイディア出しの舞台裏が書かれた「相当にグッド」な記事、言いかえれてみますれば、「ヴぇリーグーーっど」な記事であります。
で、その、「インスピレーションする」ということなんですが、これは、たわしさんが記事のネタを考えるときに、布団に入って考えることを意味する「たわしさんち用語」なのですが、たわしさん曰く、この方法には「致命的な欠陥」があるというのです。
その「欠陥」というのは、9割以上の確率で寝てしまうこと。
これは一読して「致命的」に思えますよね。
ところがです。
たわしさんのすごいところは、この一見無用に思える方法をここで捨てさったりせずに、しっかり改良を試みるところです。
なんと、眠ってしまうのを防ぐために、たわしさんは
「寝床の中で、ガムを噛む」
ことにしたのです。
これなら、簡単には寝たりしないはずですよねー。
ところが。
ガムを噛みながら、やっぱりたわしさんは寝てしまいます。
(さすがは、たわしさん、やるやるとは聞いていたが、ここまでやるとはっ、はっはっはっっ)
さて、このあとに続く更におもしろい話は、たわしさん自身の筆にお任せしましょう、ここで、もう一度リンクを貼っておきますよ。
・夢の中へのアイテム持ち込み制度 - 夜中に前へ
そしてぼくは、「夜中たわし」の秘密を見た、書かれざる「真実」の光を (再度、敬称略) というわけで、今日は、カトマンズからルンビニへと、
「ネパール横断・悪路・サス悪バス・十二時間移動」
をして疲れ果てておりますので、「起」部から、いきなり「結」部に入らせていただきますが、わたくしは、夜中たわしさんという、「闇を背負ってウン十年」的な名前を持っている方の、どうにもおちゃらけた記事の中に、なんと、一縷の「真実の光」が隠されていることに、気がついてしまったのです。
それは、たわしさんの記事に反応して、
秘伝・悪夢解消術・悪役編 - *魂の次元*
という記事を書いてから数日後のことでした。
そのころのぼくは、寝ても覚めてもはてなに書く記事のことを考えるほどの熱の入れようだった(当社比)のですが、その晩、なんのはずみか丑三つ時に目を覚ましたぼくは、次々に weblog に書くべきネタが生まれてくるのに気がつきました。
そして、そのとき、
「ほぇー、寝たあとで、こんなにネタが出てくるとはなぁーー」
と思っているうちに、さらに一段深い悟りへと至ったのです。
「これだったのかっっっ!!!」ぼくは思いました。
察しのいい読者の皆さんには、もはや、わざわざ言うまでもないでしょうが、夜中たわし尊師は、実は夢使いの達人だったのです。
「寝ちゃうからアイディア出しの役に立たないよーん」
と記事ではいいながら、実際には、
「寝ちゃうからどんどんアイディアが出てくるんだもんねーー」
という一子相伝のはずの「秘技」を、われら衆生のものに授けてくれていたのです。
なんという僥倖でしょうか。人に生まれたというだけでも、身に余る幸せであるというのに、「アイディア出しの仏陀」とまで言われる夜中たわし師匠が、惜しげもなくその「神技」を、実にさりげなく、
「あーら、こんなこと、あたくし、ただ日常茶飯にボケとツッコミをやってるだけですのよ」
風な現場に託して、われら凡夫に指し示していただく場面に遭遇していたとはっっっっっ !!!!!?????
というわけですので、みなさんも、無理に夜ふかしせずに、さっさと布団に潜り込むのがアイディア出しの秘訣だったりするかもしれませんですのよのことよ。
いえ、逆に「徹夜ハイ」でのアイディア出しとかもあると思いますから、皆さんのお望みのままにやっていただければいいだけの話なんでございますけれどもねぇー。
てなことで、今日の記事も無駄に長くなってしまいました。
ほいでは、みなさん、ナマステジーっ。
はてな村の皆さん、日夜不眠不休で電網怪海を漂流する全世界推定百億の昼と千億の夜の皆さん、今日も今日とて、他人のふんどしを借りて言葉の阿呆踊りを続けるぷちウェブ作家のとし兵衛です。
いかにしてタイトルをつけるか、あるいは辛子明太を漬けるか、それが本題だ 今日の意味不明の表題は、相田ケイ(関西系大学四年)さんの記事、
一瞬で驚くほどアクセス数を急増させたいなら「感情マーケティング」を学べ - オモロク
に載っていた「ダメ出し」タイトルの末尾に「い」を追加して作成させていただきました。
ぼくが相田さんの記事への「莫迦」ブックマークから流した tweet に星をくださり、follow までしていただいて相田ケイさんには、謹んで感謝の意を表したいと思います。ぼくもこうしたマメさを見習いたいところです。
ちなみにこの相田さんの記事は、はてなのお隣さん id:mamichansan がブックマークしておかげで、目に入りました。
お隣さんのブックマークを紹介してくれる「はてなブックマーク - マイホットエントリー」には重宝しとります。
それで、最近「頭より心」みたいなことを考えていたもので、
「ふーん、感情マーケティングね、何が書いてあんのかな」
と思って読んだら、
「損得、新ネタ、限定ネタ、共感が受けるよ」
みたいな話で、当たり前と言えばそれまでの内容ではあるのですが、素直な書きっぷりで、そこそこにギャグも決まり、なかなかおもしろく読ませていただきました。
はてなで地道に記事を書いている方の場合、この記事の内容をそのまま真似してもあまり意味がない、というか、むしろ読者を減らすような内容かしらとも思いますが、「多くの人に見てもらいたい」という人情からすれば、こういう話も押さえておいて損はないと思います。
なお、当方、マストドン・インスタンスを立てる予定はとりあえずなく、マストドンは、Medium で知り合った若い友人のところに間借りしております。
id は tosibee@don.de-liker.com とすればよいのかな。
ほとんど使ってませんけども。
そして、予告だけでなかなか書かれない「巨大明太の逆襲」もう少々お待ちくださいね。
というところで、明日移動で今日は時間があまり取れないもので、これにて幕引きとさせていただきます。
ほいでは、みなさん、ナマステジーっ。
はてなのみなさん、こんにちわ。
このところ毎日更新が続いているもんで、今日も更新します。
でもでも、あんまり長い記事を書ける心境ではないので、短いネタを二つ組み合わせてサクッと行きます。
はてな村の「巫女」さんと知り合ったような話 弾き語りの「巫女」さんをおすすめる話 はてな村の「巫女」さんと知り合ったような話 はてなのサービスは、横のつながりができると、いろいろと楽しいと思っておりまして、「はてな村交遊録」などと勝手に名づけておりますが、ぼくは人のページはロクに読めない人間で、へんてこ雷理さんのページも表題以外ほとんど読んでませんでした。
けれども、やっぱり人間、人付き合いは、無理のない範囲で積極的にするのがいいですよね。
それで、雷理さんの記事、
中学・高校の時 アルバイトしていた件 - へんてこ雷理の
を読んでみたら、なかなか情緒があっていいじゃないですか。
そして、そこに紹介されている、はてな初めての記事、
巫女(みこ)だった - へんてこ雷理の
こいつはすごく気に入りました。
雷理さんがアルバイトで巫女さんをしていたときの思い出を綴ったものですが、これまたいい雰囲気の文章です。
ぼくは日本の文化にはうといので、巫女さんが神楽を舞うなんて見たことがありませんが、なんとも幽玄ですばらしい。
しばらく前に広島に住んで、神楽の面白さは堪能しましたが、まだまだ知らない世界があるのを再確認しました。
もう半世紀以上生きてしまいましたが、これからの余生が楽しみです wW
というわけで、まだ「知り合った」というほどではなく、「交友」に至っていませんが、とにもかくにも「はてなの巫女さん」のご紹介でした。
弾き語りの「巫女」さんをおすすめる話 「巫女」さんというと、思い出さずにおれない友だちがいます。
森田智子さんというシンガーソングライターで、こちらがホームページです。
・森田智子 ::: 倭美 x Blues ::: Top
音楽を言葉で表現するのは難しいですが、「ジャパニーズ・ガール」の頃の矢野顕子にも似た
「日本の伝統的な味わいをベースに、現代的な雰囲気で飾った音楽」
とでも言えばいいでしょうか、なかな独特な、情念の歌を聴かせてくれる人です。
で、その彼女が、巫女さん姿でライブをしていたんですよね。
(というのは、今もしてるのかどうか知らなくって......)
初めて彼女のライブを見たとき、
「今日は巫女さんのかっこうじゃなくてごめんなさい」
と言われて、
(ははぁ、世のおじさんは、そういう「制服」が好きなんだなぁ)
と、思ったのをよく覚えています。
ぼくは特にそういう趣味はないので、ジーパンにTシャツで歌っていた彼女の、爽やかな姿と、その歌いの情念のバランスが素敵だなぁ、と思って聴いていたのですけれども。
ぼくは見てないのですけれど、youtube にも動画が載ってますので、興味のある方は検索してみてください。
てなわけで、今日は、二人の「巫女」さんの紹介をさせていただきました。
それでは、みなさん、ナマステジーっ。
ボン・マタン、はてな村のみなさん。
今日は朝からマトンの赤ワイン煮ネパール風をシルブゥプレっ。
...... とのっけから、わけの分からない挨拶で申し訳ありませんが、ぼくの頭の中が意味不明なのはいつものことですので、その点につきましてはご寛恕いただくことにいたしまして、先を続けさせていただきます。
うちの奥さんは明太子だった話 - *魂の次元* 明太子と奈良漬と忘れ去られたものたち - *魂の次元* 明太子はどこから来たのか、韓・中・露のはざまにて - *魂の次元* と続きました、「奥さまは明太子だったのです」シリーズは、今日はお休みしまして、次回作「蝶巨大めんたいこの逆襲」は、もう少々お待ちいただきます。
今日はメンタイからイクラへといくらか話をそらし、言葉のお遊びを続けることにしましょう。
メンタイからイクラへ、知りもしないロシア語で遊ぼう イクラはとってしまったので、他人のふんどしだけ借りてみよう メンタイからイクラへ、知りもしないロシア語で遊ぼう 前回の記事では、メンタイというスケトウダラを意味する言葉の語源はどうやら韓国・朝鮮語にあるらしいことを書きました。
ただし、朝鮮・韓国語では「ミョンデ」のような発音ですので、中国語やロシア語を経由して「ミンタイ」の音が変化して伝わり、日本語の「メンタイ」となったのではないかと思われます。
この場合、逆にロシア語の「メンタイ」がもとで、それが中国や半島に伝わったのではないか、という推測も成り立ちますが、ロシア語の音韻構造からすると、その可能性は低いようです。
ちなみに、イクラもロシア語由来の言葉であることは、割とよく知られているかと思いますが、これは ikra といった発音で、真ん中の「ク」はもともとは子音だけの音ですね。これはイクラ自体を指すのではなく、魚卵一般の意味とのことです。
この辺りの海にまつわる言葉でロシア語からきたものでちょっとおもしろいのが、セイウチです。
セイウチはロシア語の「シヴッチ sivuch」が訛ったものですが、「シヴッチ」は「アシカ・トド」類の総称で、「セイウチ」とは別の仲間なんですってよ、ご存知でした、奥さま?
えー、つまり、こういうことですね、セイウチを指して、日本人が
「あれはなんだ?」
と聞いたら、アシカかトドのたぐいだと思って、
「シヴッチ」
と答えたロシアの人がいた、ということなのでしょう。
カンガルーの語源はさらに有名だと思いますが、ちょっと似てますよね。
カンガルーを指して白人さんが
「あれはなんだ?」
と聞いたら、オーストラリアの先住民族の方が
「カンガルー(知らない)」と答えたのを、名前だと勘違いしたという話です。
イクラはとってしまったので、他人のふんどしだけ借りてみよう 先日の記事で、食堂でうなぎを頼むときの「ぼくはうなぎだ」とようなタイプの文章を「うなぎ文」と呼ぶ話をとりあげましたが、id:watto さんから、「こんにゃく文もあるでよ」というお知らせをいただきました。
「こんにゃくは太らない」、「しいたけも太らない」というたぐいの文です。
せっかく差し出されたふんどしを借りて、相撲は取りませんが、よれよれと言葉の踊りでも踊ることにしましょう。
「こんにゃく文」は「は」が主語を表す助詞だとすると、こんにゃくが太ったり、太らなかったりすることになってしまいますから、おかしなことになります。
けれども「は」はほんらい主題の提示を意味してるんですよね。
「こんにゃくについて言えば、太らない」といった意味です。
また、「こんにゃくは太らない」というのは、あくまで口語的な表現で、完全な文章とするためには必要な要素が省略されています。
省略をおぎなえば、
「こんにゃくは食べても太らない」
というようなものになるでしょう。
英語などでは主語がいつも必要ですから、そこを説明のためにあえてつけ加えれば、
「人は、こんにゃくは食べても太らない」
のようになりますが、日本語としてはこれは返って不自然になってしまいます。
省略可能な主語はつけないほうが、日本語としては自然ですよね。
なお、何がどの程度省略できるか、というところは、言語によって異なり、日本語はかなり自由な省略が可能です。
ですから、たとえば英語圏の人からすると、その辺りの読み取りが難しいのも当然で、twitter などで活躍しているガメさんという日本語堪能なイギリスの方も、日本語は書くのは簡単なんだけど、記事を読むのは時間がかかる、とおっしゃっており、なるほどなぁ、と思いました。(もちろん、文化的背景知識の問題やら何やら、ほかの要因もあるとは思いますけれども)
最後に「こんにゃく文」の例でネット上で見つけたおもしろいものを一つ。
日本語教師になろう! 外国人が「???」と思う日本人の日本語
という日本語教師の方の書く記事にあった話です。
駐車場に「子どもは危険ですから、ここで遊ばないでください」の看板。
それを見たカナダの人が、
「日本の子どもは、そんなに悪いことをするのですか?」
「は」が主語を意味すると習っていたら、「子どもは危険な存在である」としか解釈できませんもんねぇ。
日本語を教える立場としては、こういう文章が出てきたときに、
『「は」は主語を示すときもあるが、機能的には主題を表す』
ということと、
『英語とは違って自明の主語は省略されること』
を説明し、だからこの文章は
「子どもについて言えば、ここで遊ぶことは危険だから、あそばないように」
はてな村のみなさん、アロハ・オエーっ。
と、いっても、別にハワイでフラダンスのレッスンをしているわけではなくって、ネパールの山の上の気持ちのよい田舎街から、ほこりっぽい首都カトマンズに戻り、明太子の研究を続けているとし兵衛でございます。
うちの奥さんは明太子だった話 - *魂の次元* 明太子と奈良漬と忘れ去られたものたち - *魂の次元* と続き、大きにご好評に預かり、ご愛顧いただいております「奥さまは明太子だったのです」シリーズですが、前回予告いたしました「蝶巨大めんたいこの逆襲」は、前人未到の大作とするべく、現在鋭意構想を練っているところでありますので、今日は明太子の起源を巡る小冒険に出かけたいと思います。
「蝶巨大めんたいこはどうしたっ」と機嫌を悪くすることなく、賞味期限切れになる前に、できたてほやほやの「めんたいこ起源めぐりの旅」をお楽しみください。
それでは、みなの衆、レッツ・ラ・ゴーっ!!
1. まず、東京あたりでは明太子と言えば、たらこの唐辛子漬けである「辛子明太子」を意味します。
そうして、明太(めんたい)は韓国・朝鮮語でスケトウダラを意味するミョンデからきたものですから、明太子は朝鮮・韓国語と日本語の重箱語と考えられます。
(半島では「明太子」ではなく「明卵・ミョンナン」というようです)
ただし、明太という言い方は中国でもするので、ひょっとして中国系のどこかの民族の言葉かも、と思わないでもないのですが、一応ここでは韓国・朝鮮語起源らしい、ということにしておきます。
なお、ロシア語でもスケトウダラのことを「ミンタイ」と言うそうで、これも朝鮮・韓国語起源の言葉と考えられています。
以上のように、明太子は「スケトウダラの子」の意味ですから、もともとはタラコと一緒ですよね。
「明太子=タラコ」というのは、五十を過ぎた東京原住民のぼくには、割と当たり前のことですが、「フラット化した」現代の日本を生きる最近の若い人たちには、必ずしも当たり前ではないのかもしれません。
この周辺の話題として、「辛子、唐辛子、胡椒」問題もとても興味深いのですが、それはまたいずれの話としまして。
2. 次に、辛子明太子の起源はどこか、という問題の核心にいきなり迫ってしまいましょう。
ぼくは今日調べるまでは、辛子明太は、「韓国のキムチと日本のタラコが出会ってできあがった、日本発のフュージョン料理」なのではないか、と勝手に想像していました。
ところが、これは間違いで、朝鮮・韓半島の食材である明卵漬(ミョンナンジョッ)が起源で、これを
「『ふくや』創業者の川原俊夫氏が日本風にアレンジし、辛子明太子の名前をつけた」
ということで間違いなさそうです。
ちなみに半島では現在、明卵漬はほとんど作られておらず、韓国でも辛明太子が日本のものだと思っている方も多いようです。
3. さいごに取ってつけたような、おまけの話となりますが、韓・中・露と日本の関係について少しだけ。
といってもロシアはちょっと遠い国ですので、「アイヌの人たちがもともと住んでいた場所を、ロシアと日本で取り合いをするもの、なんだよなー」くらいの感想にとどめまして、韓・中と日本の間の、兄弟げんかというか、親族争いの話をごく簡単に。
まず、韓国・朝鮮と日本は、兄弟といってもいいくらいもともとの文化は親しい存在であり、日本は弟分といっていいと思います。
なお、ネット上には、この見解を認めない方も多いかと思いますが、そうした方々と論争する気はさらさらなく、ただぼくはそのように思っている、というだけのことです。
どちらが兄で、どちらが弟であるにせよ、兄弟げんかもたいがいにしたほうがいい、というのがぼくの考えで、まあ、実際の兄弟でありましても、結婚して「家」の外の人間の思惑が絡んでくると、「生ぐさい」相続争いなどが兄弟間で起こるのが現実のようですから、国家同士の間で勢力争いが起こるのも、いた仕方のないことなのでしょうけれども。
また、中国との関係について言えば、辺境の国「日本」からすれば、長らく進んだ文化を輸入させてもらっていた国なのですから、やはり敬意をもって友好な関係を持ちたい「大国」であると思います。
もちろん、明治に入って急速な工業化に成功した日本の文化は、大いに評価すべきものと思いますし、十五年戦争について言えば、日本の植民地拡大戦争としては、今以上にしっかり反省する必要を感じますが、欧米列強の植民地であったアジア各国の独立運動に強い息吹を吹き込み、日本敗戦後にアジア諸国が独立するきっかけを作ったことを考えれば、単純に否定するのではなく、肯定できる部分はきちんと肯定する必要を感じるところです。
昨今のメディアでの扱いなどを見ますと、ロシアとの関係も含めて、韓国・朝鮮や、中国に対する悪いイメージを振りまき、「関係性」をわざと悪くすることで、権力を拡大したり、経済的な利益を得ようというような思惑が、どうにも強まってきているのではないかと思われます。
もちろん、各人各様に、それぞれの立場でのご意見はありましょうが、極東における無用の衝突により、無益に人命が損なわれるような事態に落ちいることのないよう、お釈迦さまの生まれた国ネパールより、心より祈る次第であります。
てなことで、やや、よれよれな文章になっておりますが、とにもかくにも、今日も最後までおつき合いいただきまして、誠にありがとさんでござんした。
ほいでは、みなさん、ナマステジーっ。