はてな村のみなさん、おはようございます。
今日も一日元気にやってまいりましょう。
さて、人気沸騰寸前、当「weblog 時代の仏教術」シリーズも、
・ブッダはどこまで悟ったか、インドでこいつも考えた - *魂の次元*
・たった一生で涅槃に到達できる!! 4つの真理と8つの方法をお教えします♬/ そして、蝶おもしろSF小説「星を継ぐもの」のご紹介 - *魂の次元*
に続き、本日で三回目を迎えることとなりました。
この記事では、今、世界中*1で水蒸気爆発的にメガワット*2級のブームとなっている
サーチ・インサイド・ユアセルフ *3
の源流であるマインドフルネスの、さらに大もとである
ヴィパッサナー瞑想
をブログ運営に応用し、「苦」もなく百万読者を獲得する方法を、期間限定*4にて特別に、この記事をご覧になっている「あなただけ」*5にお教えします。
このブッダ直伝の瞑想法を利用すれば、いとも簡単に「百万読者」を獲得することができるのです。
さあ、みなさん、心の準備はいいですか。
最後まで読んで納得いかなくてもお代は返金できませんよ。だってお代はいただいてませんもんねぇ。
それでは、さっそく本題に入りましょう。
* * *
「苦」もなく「百万読者」を獲得するのに必要なもの、それは、
深呼吸
だけなんです。
これは、お釈迦さんがそう言ったってわけじゃなくて、ぼくが勝手にアレンジしたものなんですけどね。
今、あなたの中には、「疑い」の心が浮かんでいるはずです。
隠さないでいいんですよ。
「深呼吸」だけで、「百万読者」が獲得できるわけないじゃないか。
あなたの心に浮かんだ、その疑問が、〈H1〉タグにイタリック装飾つきで、くっきりぼくの目には見えるんです。
これもヴィパッサナー瞑想を六年間続けたおかげでしょうか。
それとも、
アメリカ国防総省内の国防高等研究計画局の、冷戦時、核攻撃にも耐えられる通信技術の研究開発に端を発する、 インターネット技術の粋であるハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ*6 のおかげでしょうか。
話を戻しましょう。あなたのその疑いも、確かにもっともなものと思います。
しかしです。
ここは一つ、だまされたつもりになって、まずは、
ひー、ひー、ふーーー
と深呼吸をしてください。
きちんと、やってますか?
これ、大切ですよ?
ここ飛ばしたら「百万読者」は無理ですからね?
ひー、ひー、ふーーー
ラマーズ法でどかーーん
これがあなただけに特別に授ける真言(マントラ)です。
おれのブログはこれでいいのか。
どうしてこんなに書いてるのに読者が30人しかいないのか。
せめて毎日100PVは欲しい...... 。
そんなふうに、「疑い」、「あせり」、「切ない思い」が起こったときに、この真言(マントラ)を唱えながら、深くゆっくりと、息を吸って、そして吐いて、繰り替えしてみましょう。
ひー、ひー、ふーーー ラマーズ法でどかーーん
ひー、ひー、ふーーー バズーカ砲でどかーーん
ひー、ひー、ふーーー 波動砲でどかーーん
さあ、あなたの疑いが収まってきたところで、次の説明に移りましょう。
* * *
なぜ、「深呼吸」だけで、「苦」もなく「百万読者」が獲得できるのか。
それは、「深呼吸」こそが、あなたが見失っている、この世界のリアリティを再発見するための入り口だからなのです。
ぼくが練習してるゴエンカさん方式のヴィパッサナー瞑想ってのは、話としては、ほんとに簡単でしてね。
呼吸をよく見ること。 体に起こる感覚をよく見ること。 実際にやるのはこの2つだけなんですよ。
はてな村在住のみなさま、おはようございます。
本日はもっともらしいタイトルのもと実話形式にて、面白半分に昔話を展開しようと思います。 ぼくが就職したのは、1980年代も終わりに差しかかり、けれどもまだ泡ぶく景気(バブル)まっさかりの頃のことでした。
製造業でしたので、同期で就職したみなさんは、残業が月100時間越えるのは当たり前みたいな感じでしたが、ぼくは幸い、閑古鳥部署に配属され、二年弱勤務したにも関わらず、実質残業はゼロでした。
そんな楽勝な部署だったにも関わらず、会社勤めがどうにも性に合わず、ラッシュとは逆方向なのでガラ空きの通勤列車の中、毎朝、あー、あと何駅で、会社の最寄り駅についちゃう、あー、もう、次の駅だ、あーーー、などと思っていたのが、昨日のことのように思い起こされ、腰に緊張が走ります(うっ!!)。
お医者に診断してもらえば、「適応障害」ということにでもなりましょうか。
とまあ、そんなこんなのぼくの会社勤めの日々だったのですが、大手企業なので、入社してから三ヶ月ほど研修が続きます。
しかも営業系が強い会社でしたから、技術系で就職しても、販売実習というのがあるんですね。
見知らぬ人と話すのが苦手な、引きこもりニート系SFオタクの私には、まったく地獄としかいいようのない制度でありました。
販売実習の期間はたかだか二週間ほどだったかと思いますが、二、三日やってみて、
「これは無理、ぼくには無理、ぜったい無理、二週間なんて無理に決まってるからやめさせてもらうわ」
と思って、実際にはまだ配属されていない、配属先の担当上司に連絡を入れました。
「あまりに無理なので販売実習はパスしたいんですけど」という趣旨で。
そしたら、じゃあ、会って話を聞くから、会社の近くの駅まで来い、というんですよね。
それで、よし販売実習途中でやめるぞと、気合を入れて行ってみると、五十くらいのおじさんと、三十くらいの若めの方(こちらが新人担当の方)が二人でぼくを出迎えてくれました。
そして、どういうことになるのかと思ったら、寿司屋に連れていかれてしまったのです(笑)。
日本の社会というものが分かっていなかった世間知らずの若者は、そこで大いに拍子抜けしてしまいました。
行くまでは、
「販売実習は絶対もうやらない、ひとりぼっちでもいいから、先に配属先に
行って、どうにかさせてもらう」
みたいなことを勝手に考えてたんですが、寿司屋でビールを注がれながら、
「まあ、きみもしんどいだろうけど、どうだね、あと十日ほどじゃないか、なんとか、がんばってみないか」
とかなんとか言われたら、
「うーむ、まあ、それでもいいか、こうやって、日本企業の対応の仕方を身を持って経験させてもらって、いい勉強になったし」
というような気持ちになって、結局、販売実習は続けることにしたのでした。
「続けた」といっても、時間を持てあまして、一人ビリヤード屋に入って暇つぶしをしたりしてたのは、内緒の話。
(当時ビリヤードが流行ってたんですよね。トム・クルーズの「ハスラー」なんて映画もありまして)
なお、ぼくの短い会社員生活と「別に会社勤めなんてしなくていいじゃん」という話は、別サイトで
・魂の次元: 気分はオフグリッド・あなたは自由に生きたいですか、生きられますか
という記事も書いていますので、よろしかったらどうぞ。
なお、この記事のタイトル
『新卒で「プログラマ」として入社した一部上場精密機器メーカーを、ぼくが2年足らずで辞めた「理由」』
は、さかがみさんの
・新卒で入社した超有名大企業を1年で辞めた話 その32(久しぶりに課長と話して考えたこと) | さかめも
をもじってつけさせていただきました。
ぼくの謎の前記事をブックマークしていただき、さかがみさん、どうもありがとうございましたーー。
今日はこんなところです。
てなことで、みなさん、ナマステジーっ♬
はてな村のみなさん、こんにちわー。
今日は仏教とSFの話の抱き合わせだよっ。
たった一生で涅槃に到達できる!! 4つの真理と8つの方法をお教えします♬ 蝶おもしろSF小説「星を継ぐもの」のご紹介 たった一生で涅槃に到達できる!! 4つの真理と8つの方法をお教えします♬ 4つの真理を知って、 8つの方法を実践すると、 もう生まれ変わることのない悟りの境地に到達できる、 これがお釈迦さまの教え、仏教の根本ですよね。
「そんな抹香臭いこと、おいらにゃ関係ないよ」というそこのあなた。
そうは言っても、人生「ままならないこと」が多いじゃありませんか。
(4つの真理の第一、この世は「ままならないこと=苦」で満ちている)
その「ままならないこと」が、あなたの「欲望」から生まれてきているとしたら、どうします?
(4つの真理の第二、「苦」の原因は「欲望」である)
えっ、「欲望」の何が悪いのかって?
いや、人間、「欲求の充足」は大切ですが、「欲望増幅」の魔の手に落ちると、人生大変でござんすよ。
そこでです、「欲望」増幅のスパイラルを抑えることができれば、「苦」から解放されるっていう寸法なんでありますわ。
(4つの真理の第三、「欲望」を止めれば「苦」もやむ)
で、どうやって「欲望」を抑えるかと聞きなさる? こちらの8つの方法を実践すれば、ばっちりでござんすよ。
(4つの真理の第四、「欲望」を止めるためには、「八正道」を実践すればいい)
というわけで、8つの方法、
正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念および正定、
こいつをじっくりと実践していけば、このあと何度も輪廻転生を繰り返さずに、
なんと「たったのこの一生」で解脱できる
という、ありがたい教えなんよー、お釈迦さまの説いたのは。
「別におれは、悟りなんかいらないけどー」というそこのあなた。
ここだけの話ですが、この修行法、得られるのは「悟り」だけじゃないんです。
人の心を読んだり、人の心を操ったり、ブログのタイトルを一瞬で思いついたり、アクセスを十倍にしたり、なんでもできるようになります、ほんとです、嘘じゃありません。
人間の精神の力は無限なんです。アインシュタインは人間の愚かさを無限の代表として上げたようですが、人間の智慧も無限なんです。瞑想をすれば、無限の力と、永遠の時間が手に入ります。ほんとです、嘘じゃありません。
指切りげんまんします。嘘ついたら針千本飲みます。嘘じゃないんです。方便なんです。
......というわけで、偉大なコピーライター、お釈迦さまこと、ゴータマ・シッダルタさんが、我々人類に授けたくだすった、
「最高に蝶科学的な瞑想法ヴィパッサナー」
については、こちらの記事で書いてますので、興味のある方は、お時間あるときに、よろしければ読んでおくんなましーー。
・マインドフルネスとヴィパッサナー瞑想について・蝶入門編 - 24 時間の瞑想術
(近々たわし師匠用に、オーディオ版もご用意いたしましょうかね)
なお、この項のタイトルは、相田ケイさんの記事、
・ブロガー必見!劇的にシェアされるタイトル付けテクニック30選【保存版】 - オモロク
より、「読み手はすぐに結果を出したい」という心理の秘孔をついた
「ほんの数分で〜・数秒で〜・たった数日で」型のタイトルとして、
一瞬にして、楽ちんに、何も考えずに、つけさせていただきました。
これで、当サイトのアクセス数は十倍増、当記事のブックマーク数は壱万越え、絶対まちがいなしと思われます。
いつも貴重な情報を提供してくださっている相田さんには、改めて感謝の言葉を申し上げたいと思います。
「シュークリエ、ダンニャバード、コップンカァ。カラスもカァ」
蝶おもしろSF小説「星を継ぐもの」のご紹介 さて、話はまったく変わります。
夜中たわし氏の記事、
・ハードSF小説『巨人たちの星』オーディオブック版感想 - 夜中に前へ
を読んで、「へー、こんなのもオーディオブックになっているのか、と感心しました。
SFファンには言わずと知れたジェームズ・P・ホーガンの傑作ハードSF小説「星を継ぐもの」に続く三部作の完結編です。
ぼくは一作目の「星を継ぐもの」しか読んでないんですが、たわしさんも書く通り、三作目に至って「社会派」ハードSFになってしまうもので、そこのところ、どうしても評価が分かれるようです。
ともあれ一作目の「星を継ぐもの」に関しては、多くの人がベスト10に入れるくらい評価の高い作品ですよね。
たわしさんの紹介はこちらです。
・ハードSFの傑作『星を継ぐもの』がオーディオブックで配信開始! - 夜中に前へ
月面で見つかった真紅の宇宙服を身にまとう死体は、死後五万年を経過していた。そして木星の衛星ガニメデで、地球のものではない宇宙船の残骸が発見される...... 。
謎解きハードSFとして、ページをめくる手が止められない、この読み応えのある小説を読んだ、若き日の自分が脳裏に蘇ります(笑)。
SF好きの方で、まだ読んでない方には *絶対的* におすすめの一冊です。
インターネットに集う善男善女のみなさん、こんにちわー。
今日は仰々しい表題になっておりますが、次のようなお題目で書いてみますよん。
医療用大麻の話 Medium.com の話 weblog には何をどう書けばよいかという話 医療用大麻の話 今日も今日とてネット上を散策していましたら、たまたま目に止まった記事がこちらです。
・Israeli Cannabis Brand Tikun Olam Expands to US | Cannabis Industry Journal
『イスラエルのカンナビスのブランド「ティクン・オラム」がアメリカでの事業を拡大』
というようなタイトルの記事です。
日本ではまだまだ「麻薬」としか考えられていない「カンナビス=大麻」ですが、アメリカでは医療用としてだけでなく、嗜好品としても「自由化」が進んでいます。
この記事では、嗜好品としての「大麻=マリファナ」ではなく、「医療用に特化した大麻=カンナビス」を提供する「ティクン・オラム」というイスラエルの会社が紹介されています。
「マリファナ」という言葉には「麻薬」的な悪いイメージがつきまとうため、アメリカでは大麻草の学名カンナビス・サティバから取った「カンナビス」という言葉を使うことが好まれているようです。
この記事でも以降カンナビスの呼び名で基本的に統一します。
「ティクン・オラム」という会社名は、ユダヤの人たちが使うイディッシュ語で、「世界の修復」を意味するそうで、
「社会をよくするために優しさを提供する」
のがこの会社のモットーだということですから、とても結構なことです。
さて、この会社は、2007年からイスラエルでカンナビスの育種・販売に実績を積み、昨年2016年よりアメリカでの事業を開始しました。
カンナビスには、いわゆる酩酊作用を持つ THC という成分のほかにも、多種多様な成分が含まれているのですが、ティクン・オラムでは、そのうちの CBD という成分がたくさん含まれている品種の開発に成功しました。
CBD には酩酊作用はなく、気分が落ち着く作用が強いので、嗜好品には向かず、医療用に適しているというわけです。
すでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、この CBD のオイルについては、酩酊成分である THC が含まれていないため、日本でも規制の対象外で、楽天などで普通に購入できます。
不眠で悩んでらっしゃる方などには、有用なものと思いますが、向精神性の薬物ですので、興味本位での使用はおすすめしません。
どうしても使ってみたい方は、できれば、信頼できる使用経験者につきそってもらうのが、一番のおすすめ、それができない場合は、十分に情報を調べた上で、安全な環境での使用が望まれます。
くれぐれも事故など起こさないようにお気をつけください。
医療用大麻の話に戻しますと、CBD オイルがあるんなら、
「大麻自体はいらないのでは?」
という疑問も出てくると思います。
けれども、このオイル、それなりのお値段がします。
雑草のように強いカンナビスというハーブを、
「自宅で栽培して自分の治療用に使いたい」
という要望があるのは当然でしょう。
ここ数年でアメリカが急速にカンナビスの「自由化」が進んだこと、
安倍総理大臣のご夫人である安倍昭恵氏がカンナビスに好意的であること、
など考えると、日本でもそう遠くない将来に、普通に医療用大麻が流通する時代がやってくるかもしれませんよ!?
Medium.com の話 ところで、上で紹介した医療用大麻の記事は、Medium.com 上の Shinji Nakamura さんという人の記事、
https://www.cannabisindustryjournal.com/news_article/israeli-cannabis-brand-tikun-olam-expands-to…
で知りました。
この方は、「米国マリファナ 株投資家 & アヤワスカ・シャーマン」という肩書きで、なかなかぶっ飛んだ方のようですが、面白い情報を提供してくださっています。
たわし師匠(id:tawashix)の炎上(ぼや)案件のことが気になって夜も眠れません。
「いつまでもそのネタ引っ張らないでほしいんだけどなー」とボヤいてる師匠の姿が目に浮かびますが、当サイトの基本方針「欲求に忠実」に断固したがわせていただき、ちょっとだけ書かせてくださいね、たわしさん。
* * *
ところで先日、はてなブックマーク界隈を流していたところ、
・読み手を引き込む文章を書く、たった一つの方法 - Blue あなたとわたしの本
というタイトルが目に入ってしまったのです。
普段から、
「たった一つ」は「たったひとつの冴えたやり方」[(c) 朝倉久志、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア]だけで十分なんだけどなー、
と思っているわたくしなのではありますが、weblog時代の文章術を探求している身として、この記事は読まねばなるまい、と覚悟を決めて「ぽちっ」とクリックしたところ、文章の出だしには、こうありました。
名文、悪文、美文、いろいろあるとは思うのですが、読み手を引き込むことができなければ、そこで終わりです。引き込み、最後まで読んでもらわなければなりません。
まったく同感です。
そして、さらに読み進めるといきなり結論が。
読み手を引き込む文章を書く、たった一つの方法
それは、
推敲する、ということです。
たわし師匠の奥さんではありませんが、
「推敲するんかいーーーっ」
と思ってしまったことを、みなさんに正直に報告し、人さまの真面目な文章に対して、不謹慎な失笑をした自分を、神の子イエスさまの前で心より懺悔したいと思います。アーメン。
しかしです。
もちろん推敲は大切なことですし、人のことを笑うのはあまりお行儀のよいことでもないでしょう。
とはいえ、人のことを笑い飛ばす話をネット上で公開するという行為は、わざわざ糾弾しなければならないような、そして糾弾されたならば謝らなければならないような非社会的な行為なのでしょうか。
本サイトのタイトルは「魂の次元」となっていますが、今日はこの問題について、「公的・社交的・私的」という「三つの次元」にこじつけて論じてみたいと思います。
* * *
さて、公的な場で、あからさまに他人を嘲笑するような行為は、糾弾されてもしかたのないものでしょう。
逆に、私的な場面では、あなたの友だちが嫌いな人間のしたことをあざ笑ったとしても、それが倫理的にはよろしくないことであるにせよ、その行為自体を糾弾しても、あまり意味はないものと思います。
ヒトは感情を発散させなければ生きていけない生き物ですし、それを糾弾などしてもケンカになるのが落ち、友だちであるのなら、むしろその感情をきちんと受け止めてあげることが、「笑わざるを得ない葛藤」をやわらげることになると思うからです。
難しいのは、公的とも私的とも重なるものの、別の次元として存在する「社交的」な領域にあります。
ネットのような「社交的」な場では、「公的」な場よりも脇が甘くなりますから、「失言」が出やすくなります。
しかし、その「失言」も「私的」な領域では、問題のないものかもしれません。
ところが、ネットという「社交的」な場では、「ちょっとした失言」が強く「糾弾」されるような現象が起きやすいわけです。
* * *
相田ケイさんの記事、
・炎上は手っ取り早く注目を集めたい人には1つの手 - オモロク
では、この「糾弾」の力を逆手に取って使う「炎上勝法」が紹介されています。
一方的に叩かれる「反感」だけの記事ではなく、「共感」を呼びつつ「反感」までも呼ぶことができれば、あなたの読者数を大きく増やせるかもしれない、というわけです。
しかし、そこまでして読者を増やしたいという人は、やはり少数でしょう。
万が一、自分の記事が炎上案件になってしまった場合は、慌てず騒がず、落ち着いて謝るのがベストでしょう。
「糾弾の嵐」にさらされて、ヘドモドしてしまったとしても、それは上手に隠して、落ち着き払った様子でお詫びの言葉を書きましょう。
もちろん、きちんと推敲することも大切です。
・読み手を引き込む文章を書く、たった一つの方法 - Blue あなたとわたしの本
にもある通り、ここぞとばかり、読者への愛を込めて、念には念を込めて、しっかりきっちりすっきりと、納得のいくまで推敲をしなければなりません。
謝っているはずなのに、思わぬ言葉の端々に「自分は間違っていない」という気持ちが表れていたりすると、火に油を注ぐ結果にならないとも限らないからです。
* * *
それにしても、世間話、与太話として書いてるような「ちょっとした失言」に、あんまりガミガミ噛みついてほしくはないですよね。
まあ、お噛みつきになられるみなさまがたも、いろいろストレスも溜まってらっしゃるでしょうし、ネット上でのエネルギーの発散も、精神衛生上たいへん結構なこととは思いますが、どうもこの、はてなブックマークにおける「ネガティブ・コメント」の嵐というのは、あまり見ていて気持ちのいいものではありませんので、こういった事象に対する、「ブックマークされる側」からのコントロールの技術というものも、はてなさんには少し考えていただけたら嬉しいかなぁ、などとも思う次第です。
* * *
以前の記事
・悪魔と友だちになりたいあなたへ - ナポレオン・ヒル「悪魔を出し抜け!」の紹介 - *魂の次元*
[2017.06.18 追記]
「公務員でも副業としてブロガーをすることができる」というこの記事の内容について、記事中に「ぼくは公務員でもなければ、法律の専門家でもありません」と正直に書いたことから、この記事の信ぴょう性を疑う方がいるかもしれません。
けれども、この記事に書いていることは、「法律上」まったく正しいことです。
(専門家の方で、もし間違いを指摘していただけるならば、ぜひお知らせください)
「公務員でも副業としてブロガーをすることができる」というような情報は、責任ある立場で公務に関わっている方や、法律の専門家である弁護士の方からすれば、「事実」ではあるものの、わざわざそれをネットで言うことにメリットがありませんから、そのような情報はネット上で見当たりません。
逆に、隠れて「副業」をすることをすすめるような記事が散見されますが、隠れて「副業」をしたために問題が生じたケースは、ネット上にもいくらでも転がっています。
上司にきちんと相談して、それを認めてもらえるかどうかは、あなたの「腕」にかかっているかもしれませんが、危うい道を選ぶよりは、正攻法のほうが間違いないと思いますので、改めて、ここで「事実」を再確認させていただきます。
「公務員は、決して副業を禁じられているわけではありません。ブロガーをやりたい方は、きちんと上司に相談してください!!」
* * *
はやぶささんの記事、
・【違法?】公務員ブロガーってアリ?? - はやぶろぐ
に「公務員ブロガーは違法なのか」という問いかけがありましたので、この記事では、それに答える形で、法律にまつわる話を少し書いてみることにします。
なお、この記事の結論は、
「公務員の副業としてブロガーは当然できます」
となるのですが、
ぼくは公務員でもなければ、法律の専門家でもありませんので、この結論をあなたの人生に適用する場合は at your own risk でよろしくお願いいたします。
公務員の副業は、そもそも「禁止」されていません で、ブロガーの副業は「許可」してもらえるの? 「法律」という名の「呪文」の被害者にならないために 公務員の副業は、そもそも「禁止」されていません この記事の表題には
『公務員副業「禁止」伝説』
と入れました。
というのも、公務員の副業は、実質的に「禁止」されていないからです。
法律の文言というのは、まったくややこしいもので、ある行為を「禁止」したうえで、その「禁止」の例外を定める、ということがよくあります。
はやぶささんが、正しく引用している通り、「国公法第103条」では、「ならない」という言葉を使って、「副業を禁止」しています。
けれども、103条2項には例外規定があって、「許可を貰えばオッケー」となってるんですよね。
(もちろん許可を得られないケースもありえます)
地方公務員法についても同様です。
ですから、
「公務員の副業は、許可さえ貰えば大丈夫」
というのが、正しい「解釈」といってよいでしょう。
で、ブロガーの副業は「許可」してもらえるの? というわけで、「許可」をもらわずにブロガーとして「収入」を得た場合は、「問題」が生じますので、ブロガーという副業は「許可」してもらえるのか、ということが次のポイントとなります。
これについて、id:ore_de_workさんが、はやぶささんの記事に、
「普通に上司に相談すれば許可されると思う」
http://b.hatena.ne.jp/entry/339190427/comment/ore_de_work
とコメントをつけてらっしゃいます。
基本的にはこれが「正解」なのだろうと推測します。
(ブログの内容が「妥当」なものであれば「許可されるはず」ということです)
けれども、世の中、「例外」というものが、いつでもありうるわけです。
はやぶささんが紹介している、ハルオサンの記事、
・警察官をクビになった話その① - 警察官クビになってからブログ
を読むと、「公務員」の世界でも、時としてたいへん奇妙な現象が起こり、いとも簡単に「労働者としての権利」が侵害されてしまうことがあるらしいなぁ、ということが実によく分かります。
(それにしてもハルオサンの記事、涙なしには読めません)
ですから、「副業としてのブロガー」という公務員として「当然の権利」も、法律上意味のある制限とは違う、なんらかの理由で侵害されないとは限りません。
副業を申請したのに「どうしても許可がおりない」といった、おかしな「いじめ」に遭わないように、十分な注意が必要かもしれない、ということです。
たとえば、許可をもらうまでは、アドセンスは外しておくとか、仕事に関わる話は絶対書かないとか、どのくらいの閲覧数や収入があるかは基本的に口外しないとか......
また、収入があった場合に、確定申告をするのは、当然のことでしょう。
「法律」という名の「呪文」の被害者にならないために 法律というのは、言ってしまえば「呪文」のようなものです。
たとえば「公務員は副業禁止」という呪いをかけられてしまった多くの方々は、社会の現実というものに、なかなか気づくことができません。
そもそも、法律には何かを「禁止」することができるのだろうか、などとも思います。
日本の法律は、大麻の所持を「禁止」しているのでしょうか。
ただ、大麻の所持を「規制」しているにすぎないのではないでしょうか。
あなたの知り合いがガンを患って、その方が、抗癌剤の副作用止めとして「大麻を所持・使用」していることに、たまたまあなたが気づいてしまったとします。
そのときあなたは、「大麻は日本では禁止されているのだから」と言って、その方をとがめることができるでしょうか。
ご本人が「規制」を承知の上で、ご自分の責任で行動なさっているのならば、他人がどうこういう問題ではないのではないかと、ぼくとしては考えます。
長ったらしい表題で恐縮です。
・うちの奥さんは明太子だった話 - *魂の次元*
・明太子と奈良漬と忘れ去られたものたち - *魂の次元*
・明太子はどこから来たのか、韓・中・露のはざまにて - *魂の次元*
と続いて参りました「奥様は明太子だったのです」シリーズですが、日本語の謎、記憶の謎に挑んできた本シリーズの最終回は、人間の知覚の謎に焦点を当ててみたいと思います。
もう十年以上前の話になりますが、うちの奥さんの実家が熊本だもんで、熊本を訪れた折り、帰りに熊本空港から羽田へと飛行機に乗りました。
その熊本空港で、博多の明太子がおみやげとして売られていたんですね。
東京辺りで普通に見かける明太子は、長さ十センチもあったら割とでかいほうでしょうか。
それが、その熊本空港で売られていた明太子は、なんだかとにかく莫迦でかかったのです。
大・中・小とあって、「大」はとにかく莫迦でかい、「中」もまだまだ莫迦でかい、
...... と莫迦でかい明太子が、ドカンと並べて売られているものですから、「小」を見ると、どうしても見劣りがします。
とはいうものの、「大」はとにかくいいお値段、「中」もまだまだいいお値段、「小」もまずまずいいお値段がするのです。
(といいつつ、お金に弱い上、昔の話なので、具体的な金額ははっきり覚えておりません。たぶん 2,000 円くらいだったのかなぁ)
ですが、こんなに立派な明太子は、東京辺りでは絶対お目にかかれないものですので、せっかくの機会だからと、一番小さいやつを、
「ちょっと見劣りはするけれど、それでも、いつも見てるのよりは、だいぶ大きいよな」
くらいの気持ちで買いもとめ、羽田行きの飛行機に乗り込み、自宅を目指したのでした。
驚いたのは、自宅に帰り着いて、その明太子の包みを開けたときのことです。
「いつも見てるのよりは、だいぶ大きい」
くらいだったはずの「大・中」と比べるとかなり見劣りのした明太子が、
「いつも見てるのの、五倍(体積、重量比。当社調べ)」
は軽くある、蝶巨大明太子に大化けしていたのです。
ここまで、読んでいただいた賢明な読者の皆さまには、すでにこの現象のトリックがお分かりのこととは思いますが、人間の知覚というものは、相当程度に「比較」によって左右されるものなんですよね。
つまり、熊本空港では、「超蝶々巨大」な「大」、「蝶々巨大」な「中」の明太子と並んでいたために、それほど大きく見えなかった「小」の明太子も、いつものおうちのいつもの物に囲まれた環境で見たときには、その本来の実力を十分に発揮して、「蝶巨大」感をしっかりと発揮してくれたというわけなのです。
ちなみに明太子の原料であるスケトウダラの卵巣、八年以上ものでは、1キロにもなることがあるようで、ほんとにとんでもなくでかいです。
(cf: http://www.nishihamaya.com/mentaiko/egg.htm)
「人間の知覚」ネタとしては、「1993年の桜はなぜいつもの桜と違って一生記憶に残るほど美しかったのか」という話もあるのですが、それはまた、機会を改めて書くことにしたいと思います。
というわけで、以上が「蝶巨大明太子のお話」でした。
それでは、みなさん、ナマステジーっ♬
ぴんぽんぱんぽーーんんん。
本日も当「人生のぶろぐラミング教室」にお越しいただき、まことにありがとうございます。
当教室のモットーである「本気でホラを吹け」を日々実践いただいているみなさまには、まことに申し訳ないことではありますが、昨日の記事
・ブログで100万の読者を獲得したいなら、本気で「大ボラ」を吹きなさい - あるいは、俺は「相田ケイ」に惚れなおしたぜ - *魂の次元*
には、大きな間違いがあることが判明いたしました。
本記事におきましては、その間違いについてお詫びするとともに、性懲りもなく、大法螺貝を吹きまくらせていただこうかと存じ上げ申しますところで御座候、。・!?
まずは、軽く「間違い」についてお詫び 夜中たわし師匠の「ドリルするんかい......」が導く「1立方cm」の世界 いや、そしたら、それが、東大出の電通の彼女の話につながっちゃってさ 「それで、なんなのか」と言われても困るんですけれども というわけで、今日もお別れの挨拶です まずは、軽く「間違い」についてお詫び [前の記事]では、相田ケイさんの記事、
文章嫌いだった僕が、ブログで数万PVを叩き出すために意識した3つのこと - オモロク
をまたまたネタにさせていただき、
「ブログで100万の読者を獲得したいなら、本気で『大ボラ』を吹きなさい」
というメッセージをお送りしたわけですが、早速相田さんご本人より、次のコメントをいただきました。
(相田さん、いつもコメントありがとうございます)
大ボラが大ボラに終わらないバランス感も大事です。3回に2回は本当に狼がくる狼少年のごとくです。
(http://b.hatena.ne.jp/entry/339175263/comment/kk3marketer より)
相田さんの書く記事が「大ボラ」以上のものであることは、みなさまはよくご理解のことと思いますし、当方も当然にして当たり前であり「がってんがってん承知」の上のことではありますが、ここで改めて確認したいのは、
『ただ「大ボラ」を吹いていれば百万の読者が集まる』
わけではないということでありまして、まったくその点、相田さんのご指摘の通りであります。
そうです、いくら「本気」でホラを吹いても、それだけでは、百万読者の獲得にはつながらないのです。
百万読者をあなたのものとするためには、「六割打者」のバランス感をベースに「大ボラ」を吹く必要があったのですっっっ。
というわけで、前記事の表題につきましては、「本気で大ボラを吹きなさい」から「バランス感を大事にして大ボラを吹きなさい」に改めさせていただくと同時に、深くお詫びを申し上げる次第でごじゃります。
夜中たわし師匠の「ドリルするんかい......」が導く「1立方cm」の世界 さて、話題は脈略もなく変わりますが、わたくしの敬愛する夜中たわし師匠の記事、
(追記あり)家にパソコンを持たないプログラマー達 - 夜中に前へ
が「ぷち炎上」したことは、みなさまの記憶に新しいところかと存じます。
その「ぼや」に対する師匠の対処のしかたも、わたくしめのような、野暮な人間からすると、「うーみゅ、こりゃ、りっぱだわ」としか言いようのないもので、大変勉強になりました。
それはともあれ、パソコンを持たないプログラマー志望の諸氏には、
「ドリルをしたらええよー」
という、たわし師匠のおおもとのネタを見て、わたくしの脳裏に浮かんだのは、「そういえば、東大入学者のかなりの割合が、公文やってるみたいな記事どっかで見たなー......」というものでした。
で、[こちらの記事]によると、
現役東大生・東大院生360名にアンケートを実施したところ、
65%(234名)が小学校時代に学習塾に通っており、
そのうち具体名を明記した147名の中で、
約30%となる44名が公文式をやっていた、
とのことでありました。
これを単純に 360 名中 44 名、と考えても一割以上の東大生が公文式をやっているわけで、「東大生がどう」とかいう話はちょっと横におくとしても、
「公文式おそるべし」
という結論が得られそうなデータではないかと思われます。
(なお、『なんや、その「そうな」とか「思われ」とかゆうんわ』という、表現に関するつっこみも、大歓迎いたします)
というわけで、この項の締めの予言といたしましては、
「パソコンも持たずにプログラマーになろうという新人のみなさまも、じき公文式のドリルによって、『asicii も ebcdic も自由自在、0x20を減算するくらいなら0x5fとの論理積の方がマシ』というのが一発でわかるくらいの実力は簡単に身につく時代が到来いたしますので、御心配なくーー」
ということになるのでありました。
いや、そしたら、それが、東大出の電通の彼女の話につながっちゃってさ まあ、そーゆーわけで、「東大、公文」とかで検索してたら、東大新聞オンラインの記事、
・http://www.todaishimbun.org/takahashi_matsuri20170516/:taitle
に行き当たっちゃいましてね。
この件については、「うつ的反応と自殺」の問題として、しばらく前にこんな記事
・魂の次元: 死を想って空を見る - 絶望空間から抜け出すために
どうしたらブログで百万の読者を獲得し、
指先一つで巨万の富を得ることができるのだろうかと、
日夜、灰色の脳細胞を駆使して研究中のみなさん!!
今日はみなさんに朗報があります。
グッドニュースです。
グレートなお知らせです。
uucp によりモデム経由バケツリレー方式でメイルやニュースが配信されていたプレ・インターネット時代より、30年の長きに渡ってネットコミュニケーションの研鑽にハゲんできたわたくし那賀乃とし兵衛(ながのとしべえと読んでください。なお私は坊主頭ですがハゲてはおりません)が、ゴエンカさん方式のヴィパッサナー瞑想十日間合宿参加五回目にして、ついに、weblog で成功するための「究極の真理」を獲得することに成功したのです。
なんとも驚くべきことですが、ブログで成功することは、実は
「とーーっても簡単なこと」
であるのが判明してしまいました。
その方法とは、
「本気で大ボラを吹く」
ということだったのです。
これだけでは、なんのことやら、さっぱり...... でしょうから、一から五まで順に説明していくことにしましょう。
1. この記事で俺は「相田ケイ」に惚れなおしたぜ 2. 「相田ケイ」が教えてくれたこと 3. あなたの文章には、人の意識を「変容」させる力があるか 4. つまりは、『本気で「大ボラ」を吹け』ってことなんよ 5. 「成功」の定義を自在に操るとき、「成功」はすでにあなたの手の中にある 1. この記事で俺は「相田ケイ」に惚れなおしたぜ 以前にも二つの記事、
マストドンで「〜丼」というインスタンスを100個作ってみたい、あるいは、記事のタイトルはいかにしてつけるか - *魂の次元*
weblogの「たったひとつの冴えた」書き方、あるいは拡散・量産・龍角散 - *魂の次元*
で、相田ケイさんの記事をネタにさせていただきましたが、相田さんのこちらの記事、
文章嫌いだった僕が、ブログで数万PVを叩き出すために意識した3つのこと - オモロク
これには、ほんとうに心を揺さぶられました。
(ちなみにこちらの記事タイトル、35文字あります。何がなんでも32文字以内に収めようとして苦労なさっていたみなさん、こいつも朗報ですね。これでもう、タイトルの文字数を調整するために冷や汗を流す必要もなくなりました。3文字オーバーでも合格圏間違いなしです♬)
この記事は、的確な情報をシンプルな文章で読ませるための「お手本」として、one of the best なものだと思いますが、実質的な結語が素晴らしい。
あなただけの「対話」空間を、あなたの手で創りましょう。
ブログの記事を
『「対話」空間』
と捉え、それを
『あなた自身の手で作ること』
ができれば、
「『無敵のブログ』が一丁あがり」
というわけです。
2. 「相田ケイ」が教えてくれたこと さて、相田さんは先ほどの記事で、
「読者にとって」余計なものは入れない 具体的に説明する 「私」と「あなた」を文中に入れる この三つをきちんと意識するだけで、「記事を読んでもらえるようになる」と書いています。
そして、それによって、読者のみなさんに、
「ほら、こんなふうに『読んでもらえる』記事が書けるんですよ」
と、実例で示してくれているわけですから、これほど説得力のある記事もなかなかありません。
しかし、です。
ここでみなさんに、一つ考えていただきたいのは、この相田さんの記事は、本当に先ほどの三つの心がけだけで、このような「説得力」を生み出しているのでしょうか?
「それって、ちがくなーい?」
と、ぼくは思っちゃうんですよね。
3. あなたの文章には、人の意識を「変容」させる力があるか 相田さんの話術の「巧みさ」は、手品師の技の「巧みさ」です。
はてな村のみなさん、こんにちわ。
ぷちウェブ作家のとし兵衛です。
今日も今日とて、他人のふんどしで明太子漁に出かけましょうかねー。
* * *
ネパールの国境近いゴラクプルというインドの東北部の街から、南西のムンバイに近い、イガットプリという小さな街へと、鉄路を揺られること 36 時間、1,552 km 、はるばる来ましたマハラシュトラ州。
インドには何回来たかもう忘れましたが、この州に来るのは初めてです。
そして明日より、ヴィパッサナ瞑想十日間の合宿コースが待っています。
その合間の時間を利用して、ネット上での「爆発的に共有されるかもしれない」記事の書き方について、相田ケイさんの、
・拡散される記事を量産するための、ただ1つのシンプルな考え方 - オモロク
を肴に考えさせていただきます。
勝手ながら、相田さん、どうもでーす。 * * *
「せっかく書いた記事を、多くの読者に読んでもらいたい」
多くのみなさんが、密かにこう思っていらっしゃることでしょう。
ただし、夜中たわし id:tawashix さんのように我が道を行く方は、また別です。
ぼくの先日の記事、
「交遊」でいくか、「検索」でいくか。はてなで読者を増やす二つの方法 - ブックマークとサーチコンソール - *魂の次元*
に対してたわしさんから、次のようなコメントをいただきました。
検索されやすい記事を考えたり分析するの、面倒なんだよなぁ?。なのでサーチコンソールなんかはほぼ活用せず、フィーリングでやってます。
実に素晴らしい生き方です。「検索エンジン最適化」などという邪道の手法は使わず、勝負の武器は「フィーリング」のみ。
加速装置の他には「勇気」だけが武器の、サイボーグ009 並みの潔さです。
思わず、訳詞: なかにし礼、歌: ハイファイセットの「フィーリング」のメロディーが頭の中に、大音量で響こうというものではありませんか。
というわけで、たわしさんも、布団の中でうたた寝をしながら記事のアイディアを練りつつ、自分の記事が百万バズする夢を見ているかもわかりませんが、わたくしのように小賢しくも
「いかにしてたくさんの読者に読んでもらうか」
などということを考えていないことだけは確かであります。
たわしさんはじめ、id:watto さん、マミー id:mamichansan さんの三師匠にならい、わたくしめもきっちり自分の記事を書いていくという本道を歩んでいきたいところなのではありますが、あいにく本日のネタは、
「いかにして記事は拡散されるのか」。
さあ、それでは、いよいよ本題に入らせていただきましょう。
* * *
それにしても、相田ケイさんの記事は分かりやすいですよね。
多くの人に読んでもらうためには「共感」が大切。 「共感」の三要素として、「分かりやすさ」、「あざとさ」、「みんな知ってる」を押さえておくべき。 「分かりやすさ」のためには、小学生にでも分かる文章を。 「あざとさ」としては、読者層を意識した上で、読者に適した刺激的な演出を。 「みんな知ってる」も、読者層に適したよく知られている話題を上手に盛り込む。 というような内容が、よく整理された形で、分かりやすい例とともに書かれていますので、無理なく「共感にもとづく記事作り」を理解することができるでしょう。
その他の細かい点については、相田さんの元記事、
拡散される記事を量産するための、ただ1つのシンプルな考え方 - オモロク
をぜひお読みください。
いろいろと学ぶことがあると思いますよ。
* * *
さて、ここで、相田さんの記事を読んで、ぼくが面白いと思った部分について、野暮を承知で解説させていただくことにします。