*魂の次元*

論理と直感の間で綱渡りをする魔術師になりたい。

アマゾンでおなじみの古本屋バリューブックスの話題から、本の未来と書店の行方を妄想してみました。


※事情により、この記事に対するブックマーク・コメントは非表示にしております。

ジモコロのナカノヒトミさんの記事
せどりから古本屋で年商16億円!? amazonでよく見る「バリューブックス」の正体 - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
を読んで、

「おー、バリューブックス、たまたまこの間はじめてアマゾンでここから本を買ったけど、そんなにすごかったのか!!」

と軽く驚かせていただきました。

一日に二万冊の本が送られてきて、一万冊の本を販売、年商は16億円とか。

今日はそんなバリューブックスの話から、書籍や書店の未来について妄想してみたいと思います。

本を買い取って売るだけじゃない。バリューブックスの付加価値的活動とは?

株式会社バリューブックス代表の中村大樹さん(34歳)は、東京電気大学を卒業後、就職せずに初めの二年間は個人事業主として古本のせどりを商売にしました。

「せどり」とは、ほかの古本屋で価値ある安い本を仕入れ、高額で売ることで差額を利益にする商売です。

その二年間で、最終的には仲間五人ほどで事業を行ない、年商8,000万円ほどだったというのだから、見事なものです。

そして会社を立ち上げ、今に至るわけですが、その活動はただ本を仕入れて販売するだけにとどまりません。

買取・販売ができなかった本を、老人ホームや児童施設に寄付したり、NPO法人の資金集めに協力するために本の買取をしたり、また、古本の販売時に提携した中小出版社の本については、出版社に利益を還元するなど、ユニークな取り組みをしています。

古本関係では、福島の会津で「本と森を交換する」古本屋さん『たもかく』も古くからとても面白い試みをしていますが、出版業界の先行きが不透明な今、新しい流れが生まれ、変化が続いていくことには、心躍るものを感じます。

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本の未来と書店の行方はどうなるんでしょうね。

さて、ナカノさんの記事のブックマーク・コメントでid:typex2さんという方が、

このビジネスは出版業界の利益を横取りしているだけで何も生み出さないから、最終的には出版業界を殺して終わりなんだろうな。。

と書いてらっしゃって、まあ、言わんとすることは分かります。

けれどもバリューブックスさんは「提携出版社への利益還元」を行なっているわけですし、そうした提携が一般化していけば、「利益の横取り」とは言えなくなります。

また、出版業界がそう簡単に「死んでしまう」かというと、そこのところも、必ずしもそうは言えないだろうな、と思うのです。

今の出版業界は多種少量販売になっているからこそ、新しい形の古本屋が生まれうる余地があるわけですし、その多種少量販売の中でどんな本が売れるかについても、いくらでも新しい可能性がありえます。

キンドルなどの電子書籍の販売が今後さらに一般化していくことも間違いありませんが、紙の書籍の利便性には相当程度の優位がありますので、出版業界の再編は起こるでしょうし、長期的な低迷は避けがたいでしょうか、業界自体が簡単に死滅するとは到底思えません。

また、cd 全盛の現代においても塩ビのレコードの需要が決してなくならないこととも似て、十分な未来においてほとんどの人が電子書籍しか読まなくなったとしても、好事家は紙の書籍を愛し続けるに違いありません。

そうなれば、古本の希少なものは今以上にプレミアムがついた価格で取引されることも予想されますから、古本屋というものも存在形態は変わっても文明の滅びない限り、人類と運命を共にすることになるのではないでしょうか。

というわけで、出版というものの未来がどんなものになるのかについて、未来図をはっきり描くようなことはできませんが、若い頃より本を愛してきた者として、書籍の未来に想いを馳せながら、そろそろこの記事を終わることにしましょう。

なお、本稿は、id:A1rironさんの
本とヒトに優しい古本屋さん『バリューブックス』の世界観は「古本屋界のサードウェーブ」だと思った! - A1理論はミニマリスト
に刺激を受けて書かせていただきました。

id:A1rironさん、ありがとうございましたー。

てなとこで、この記事は一旦おしまいです。
それではみなさん、ナマステジーっ♬

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☆最後にゲリラなおまけ。

フリーの o.s. である linux を支える gnu システムの開発者として知られるリチャード・ストールマンは「すべてのソフトウェアは無料であるべきだ」という過激な思想の持ち主として知られますが、そうした考えに影響されて、

  • 人類の知的財産はすべて無料であってもいいのではないか、

などと資本主義社会の落ちこぼれであるぼくは妄想をたくましくしています。

というわけで、人類の知的財産のほんの一部を勝手に無料で共有してしまいます。

次のリンクを辿ると、「法律上は著作権で保護されているものの、まあ個人がゲリラ的にやる分にはかまわないでしょう」という趣旨で、ぼくがたまたま持っている数冊の書籍のpdfデータを置いておきますので、興味のあるものがあったら、ぼくの友だちになってからダウンロードしてください。

これは不特定多数の人に対してダウンロードを許可するものではなく、あくまでぼくの個人的な友だちに対する私的な公開であり、ダウンロードしたデータを勝手に販売・公開などすることを許すものではありませんので、その辺り、くれぐれもご了解願います。

また、諸般の事情で公開を停止することもありえますので、その辺もよろしくねー。

[***ヒミツのリンクです***]

てなとこで、この記事はホントにおしまいです。
ほいでは、みなさん、ばいなら、ばいなら、ばいならっ。

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