*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

ネパールの山の街より

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はてなのみなさん、ご無沙汰してまーす。

ネパールの首都カトマンズからほど近い、ドゥリケルという山腹の小さな街に来ています。

晴れた日には、宿の窓からも、遠くヒマラヤの峰々が、白く輝く清々しい姿をお披露目してくれているのを拝めるのですが、今日は階段を何百段か登って、見晴らしのよい尾根に立つ、カーリー寺まで、奥さんと二人、足を伸ばしました。

朝早いうちに登る山道は、空気も冷たく爽やかで、道の所々に設置されているヒンドゥー教の神様の像を、これはクリシュナさんだね、こっちはラーマさんかな、などと拝みながら、ゆっくりゆっくり歩いていきました。

道の両側には背の高い木が生えているのですが、ネパールはしゃくなげの木が多く、食堂の名前などにもラリグランスというしゃくなげの英語名がつけられていることがありますが、ここでも普通に見かけました。

けれどもしゃくなげの花の時期にはまだ早く、青々と葉を茂らせるばかりで、道端の小さな草には可愛い花をつけているものもありましたが、花をつける木はありませんでした。

いつかしゃくなげの花の頃に来たいものだなと、思っていると、背の高いしゃくなげの木のてっぺん辺りに、赤い花が三輪ほど咲いているのが見えました。

山道を登るぼくらをみおろして早々と咲く赤いしゃくなげ

そのあと、もう少し登ると、カーリー寺に着きました。

寺といっても屋根つきのお堂があるわけではなく、土台は立派な石造りでちょっとした広場のようになっているのですが、そこに露天の石の祭壇があり、カーリー女神の小さな石像がまつられています。

そこで、荒ぶる女神カーリーの力を分けていただき、初夏ののどかな空気に霞むヒマラヤの山々がうっすらと見えるのをしばし楽しんで、持っていったパンとバナナをおいしく食べました。

....と、そんな呑気な日々を送っているとし兵衛でした。

それではみなさん、ナマステジーっ。

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