関心の移動

ここの書き込みに一定程度集中したいわけは 書くということを仕事にしたいという<野望>のためであって 心の奥底から湧き出る何かがあるからではない それで しばらくやって飽きがくると 別のことに関心が行って ここでの書き込みがお留守になる 秋が来て飽きがきた だらだらと気ままに 書き込みを続けよう

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四十も半ばになり、誕生日に初めてのソロライブをやった。 小さいハコで客のほとんどは知り合い。 客の中にも うまい人がいるし、<プロ>な人に客演もしてもらった。 バリバリに緊張した。 へたくそな歌と演奏だけど、楽しんでもらえたし、お褒めの言葉も貰えた。 やってよかったな、と実感する。 友だちに録ってもらった映像の中から一曲お届けします。

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もやもやのわけ

きょうのばあい もやもやのわけは はっきりしている けれど そのことは かかないでおこう ほんとに ちっちゃな ことでもあるし かかない ということをもってして いまは その もやもやの ひょうげんに かえさせてもらうよ はなしたいけど はなしたくない そんな気分に すこし ひたってみることにするよ

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タイ語で เอียง [イアン(グ)] という言葉は「傾く」。 หู [フー] は「耳」。 その二つを並べて เอียงหู [イアン(グ)フー] とすると、「耳を傾ける」。 日本語とまったく同じ発想です。 タイ語と日本語はいわゆる語族としては全然べつの系統だけれど、 照葉樹林帯の文化としての共通点を感じます。

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だらだらと hatena の海を漂っていたら、たまたま gabbard さんのところに行きついた。 そして神戸の精神神経学会(2)という項に「石郷岡純先生『統合失調症の最新の薬物療法』」という話の 紹介があって、日本の精神科医の多剤併用療法を批判するもの。 精神科医は、考えを改めねばならない。 抗精神病薬を鎮静を目的として投与することは避けるべきだ。 あくまで精神科医の仕事は、至適用量を見出すことなのだ。 「至適用量」というのは効果があって最低限の薬の量ということ。 一般的に言って、日本の精神科医は薬を使いすぎで、患者の副作用に無頓着すぎると、 共同作業所勤務のわたしの目から見ても思えます。 お医者さんにはこのあたりのこと、もう少しきちんと取り組んでいただきたいところです、はい。

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commercial democracy

岩崎さんの書きっぷりは面白い。 今回のはてなとのやりとりは、少しだけ喧嘩腰な気がして、あれれ、ではあるのだが、 「西部」の「無法地帯」にこうして「法が施行」されていくのかと、商業主義的民主主義の実例を リアルタイムに見学させていただき、たいへんいい経験ができたと思っている。

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あたまのなかにもやもやしたものがあるわけです。 そのもやもやしたものをどうにかしたいのですが どうしたらいいのかがわからなかったりするのです。 マクドでそろそろひるどきで やかましいから はやくでたい、 でたいのに そのもやもやが ぼくをひきとめて ひらがなをこうやってならべさせるわけなんです。 わかりますか、このかんじ? わかるひとは すくないのでしょうかね、たぶん。 すくなくても いいんです。 これをしっているひとがいる ということを ともかくぼくはしってます。 ほんとにそうなのか といわれたら さあ、どうでしょうね としか こたえようもありませんが、 とにかく そうなのだ と ぼくは しんじることにするのです もやもやは もやもやのままに ことばにならないものは ことばにならないままに ことばにならないもののまわりを ことばのならびで うめてみる そんなこんなで じかんがすぎてゆきました。

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友だちに貸してもらって村上春樹の「1Q84」を読み始めたところなんですが。 巻頭、主人公の一人である青豆はタクシーに乗ってます。 首都高の渋滞につかまった彼女は、待ち合わせの時間に遅れないようにと、 タクシーの運転手の助言にしたがって非常用階段を使って首都高を歩いて降りることにします。 そのときに運転手が言う台詞が「ものごとは見かけと違います」っていうやつでして。 十中八九 "things are not what they seem" という英語の慣用句の翻訳です。 日本語で言ったら「人は見かけによらぬもの」が近いでしょうけど、全然かっこよくないですな(笑)。 ぼくがこの言葉を知ったのは、pink floyd の 'sheep' (アルバム "animals" 所収)という歌でなんですが、 そのあとの節に、 Now things are really what they seem. No, this is no bad dream. #いまや物事はありのままに見える。 #そうだ、これは悪い夢なんかじゃない という、そいつをひっくり返した文句が出てくるんで、長らく pink floyd のオリジナルな言葉だと 思い込んでました。 ちなみにこちらは、いわばサイケデリックな文脈ということになります。 歌詞の全文はたとえばこちらをどうぞ。 でもって、そののち、ロバート・パーカーのスペンサーシリーズ (タイトルは失念) を読んでたところ、 このシリーズは探偵スペンサーのキザな台詞が売り物なわけですが、この決まり文句を上手に 使ってる場面があって、なるほど慣用句だったのねと気がついた次第。 こういう英語の慣用句を臆面もなくさらりと使ってしまうところに、村上春樹が海外でも好まれる 理由の一つがあるのかなと、そんなことを考えていたのですが、ネットで検索してみたところ、 幾人かの方々がこの台詞に取り上げており、日本人受けするポイントでもあるようです、はい。

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結局ぼくは *いいかっこしい* のために生きてるだけなんだな。 ここに文章を書いてることも、たとえばその一つの表れで。 だから そこのところを 見つめなおして生きていくことができれば、 それだけで、たぶん大丈夫。 たぶん。 .... いや、確かに。 もちろん、言うは易し行うは難し、ですが。

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としべえ2.0β

北インド・ハリドワル辺りに出没中。

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宇宙のど真ん中