*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

漫談曼荼羅マンドラゴラ

(奇言と戯言) 不安を抱えて軽々生きる

(奇言と戯言) 不安を抱えて軽々生きる 不安を抱えているのに、軽々と生きるだなんて、まったく言語矛盾した話だと思われるかもしれません。でもまあ、言葉なんてのは初めから矛盾だらけなのでありまして、矛盾が嫌いな人は数学でもしていればいいのでありま…

プロ奢ラレヤー中島太一、アベマのアイドルキャスターにちょっかいをかけられて、本気で噛みつく

☆ロックでカッコよかったアベマが「ゴシップとフェイクニュースにまみれた」凡庸なメディアに「成り上がった」経緯がこれです。この記事では、プロ奢ラレヤーこと中島太一氏(多分21歳)の 「働かないで生きる人生」 を紹介するとともに、彼がなぜアベマのアイ…

東大きょうそう曲 - あるいは、いかにして東大という権力装置を使いこなすか

現役の東大生がご自分の受験の経験を書いた記事がネットの片隅で話題になっています。 ・東大を舐めている全ての人達へ|tonoike19950604|note 今日はこちらの記事を題材に、わたしたちが 東大に対して抱(いだ)く幻想と錯覚について 少しばかり考えることに…

漫画『殺人予告』は「女性蔑視」を鋭く告発する - ハルオサンとはまた別の新たなネット漫画の可能性

note.mu で公開されている生活学習さんの漫画 殺人予告|生活学習|note、 タイトルは物騒ですが、心を揺さぶるインパクトがあり、深く考えさせられる作品です。線維筋痛症を患い、苦労して毎日を生きている生活学習さんが、通りすがりの男たちから侮蔑の言…

性的コンテンツが子どもに与える影響についての「しんざき話法」ぷち考察、あるいは、萌え絵が燃えてもうええわ、なんちゃって。

はてブ・アディクトのみなさんにはお馴染みのしんざき@不倒城さんが、 『子どもの感性は、「性的なコンテンツ」一つで悪影響を受ける程脆弱なんだろうか』 という素敵な記事を書いてらっしゃって、600近いブックマークがついてるもんで、今日はしんざき氏の…

「漫画版・警察官をクビになった話」の衝撃。新時代の漫画家ハルオサン誕生す!!

「漫画版・警察官をクビになった話」の衝撃。新時代の漫画家ハルオサン誕生す!! あれは2016年11月のことでした。*1野生の天才児ハルオサンが、警察をクビになった体験談を引っさげて、はてな村からネット界へと、彗星のごとくデビューしたのは。ブログの名…

「大学へは借金をしてでも行け」という「妄言」について考えます

あなたが大学へ行きたいのに「親のお金は当てにできない」という場合、奨学金を借りて大学へ行くという選択肢はもちろんありえます。けれども、その選択があなたにとって正しいものかどうかということは、よく考えてみる必要があります。この記事では、大学…

「神」は細部に宿る。「悪魔」は細部に潜む - ことわざの変化に時代の空気を読む

「神は細部に宿る」という言い回しがあります。「何をやるにしても細部をおろそかにしてはいけない」という意味の警句ですね。英語ではこれをもじって「悪魔は細部に潜む」とも言うようです。「神」と「悪魔」では180度方向性が変わってきますが、「細部が大…

おっぱい(巨乳)は100万PVを呼び寄せるナッジとして使えるのか - 恋愛を巡る行動経済学・序論

男であれば誰だろうと「おっぱい(巨乳)」という言葉に反応するだろう。そして男が反応する以上、女だって「おっぱい(巨乳)」という言葉に反応せざるを得ないのだ。ところであなたは「ナッジ」という言葉を知っているだろうか。英語で nudge というのは、「肘…

「高学歴BL女性」が読む、東大生強制わいせつ事件を描いた姫野カオルコの小説「彼女は頭が悪いから」

※東大で行われた「姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』ブックトーク」について追記しました。東大生ないし東大OGの「高学歴BL女性」と思われるみくさ (id:tomananaco)さんが書いた ・東大生強制わいせつ事件傍聴人が「彼女は頭が悪いから」を読んだから - 人…

高知県立大学の図書大量処分と「叩きやすいモノを叩くヒトたち」との付き合い方について

高知新聞の2018.08.17付けの記事 ・高知県立大学で蔵書3万8000冊焼却 貴重な郷土本、絶版本多数|高知新聞 を見ると、高知県立大学が図書館の新設にともない、社会的に問題となるような「愚行」を行なったかのような印象を受けます。ネット上には、この「愚行…

お金の副作用をなくして、世界を少しずつ平和にしていこう - ZOZOの前澤さんの「お金をなくす」話

ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの創業者社長である前澤友作さんの記事、 ・僕が考える世界を平和にする方法|前澤友作|note がなんともユニークです。 僕が考える世界を平和にする方法は「世の中からお金をなくす」ことです。(中略)お金がないと生きて…

本日は、はてな村のみなさんの「自己肯定」指数を勝手に測定させていただきます。- エビデンスとストーリー、どっちも重要だけどね。

ヤフーニュースで流れているプレジデント・オンラインの記事、 ・通勤電車でバレる「幸福な人、不幸な人」(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース に200ほどのブックマークされているのですが、そこについたコメントが記事の内容と「スレ違い」まくっ…

仕事に「好き・嫌い」を持ち込むなって? だったら人生にも持ち込まないほうがいいんじゃない?

はてな村の名エッセイスト、フミコフミオさんの ・なぜ仕事に好き/嫌いを持ち込むの? - Everything you've ever Dreamed が、なかなか素敵に心を揺さぶる文章だったので、感想を書きます。 仕事に「好き・嫌い」を持ち込む人の気持ちが分からない、仕事嫌…

カルロス・カスタネダを仏教的に読む、あるには、メメント・モリ - 死を想って、人生を謳歌する

反航路 (id:giveus) さんの記事 ・机の上にある絵 - いのちばっかりさ を出発点に、つれづれに考えたことをしるします。 メメント・モリ - 死を想って、人生を謳歌する

錯覚資産を増やすよりも10,000倍大切なこと - あなたの錯覚負債メガトン級ですよ♬

今(2018年8月)アマゾンでバカ売れしている 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』(2008 ダイヤモンド社) みなさんはもう読まれましたか?著者のふろむださんは、「分裂勘違い君劇場」という知る人ぞ知るモンスターブログの書き手…

親の本棚? そんなものは燃やしてしまいなさい。そしてぼくたちは自由な旅に出よう。

脚本家・石井飛鳥さんのツイート(https://twitter.com/ishiiasuka/status/1028196483709820929)、 電子書籍、便利なんだけど「親の本棚」が家に構築されないのは将来的に人類にとってヤバイ予感がする。 が13,000ものリツイートを受け、話題になっています。…

「本当に幸せに生きたい」人が知っておくべきたった一つのこと - あなたの幸せはあなたしか知らない

世の中には、 好きなことを仕事にして、楽しく生きよう、とか、 好きなことを仕事にするなんて夢のようなことは考えるべきじゃない、 とか、いろいろな意見がありますが、みなさんはどんなふうに考えて、仕事をやったり、やらなかったりしてますか?今日は、…

林修先生も注目!! 人生の成功が「錯覚資産≒人を錯覚させる能力」で決まっているとしたら。「分裂勘違い君劇場」ふろむだ氏のメガトン級デビュー作、出ました。

数々の含蓄ある記事を生み出してきた「分裂勘違い君劇場」で、はてな村のみなさんにはおなじみの、ふろむださんのデビュー作 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』 は、みなさんもう読まれましたか?9月16日(日)22時、TBS系列の…

オウム真理教事件を出発点に「正義のやばさ」と「権力ゲーム」における「自己肯定感の重要性」について考察してみます

omion さんの7月7日のツイート*1、 オウムでサリンつくった人たちだって蒔いた人たちだって「人を殺す犯罪」をしようとしたんじゃなくて「理想の社会を作る正義」のための戦いをしようとしてたんですよ。良かれと思っての行動なんですよあれ。 当時は「宗教…

「女性のカラダはパワースポット」は「子宮系ニセ医学」として非難すべき言説なのか?

山田ノジル@スピリチュアル百鬼夜行さんのツイートが ・「子宮はお宮、膣は参道、だから女性のカラダはパワースポット」 2018年夏の子宮系ニセ医学トンデモ怪談 - Togetter としてまとめられ、345件のブックマークがつき、あきれるやら、あざわらうやら…

ネットでの新刊購入は全体の1割、「文字もの」電子書籍は「紙」の4%、縮みゆく出版業界の明日はどっちだ!?

仲俣暁生さんというフリー編集者の方が、 ・出版業界は沈みゆく泥舟なのか « マガジン航[kɔː] という刺激的なタイトルで、日本における出版の現状について記事を書いています。こちらの記事の内容を紹介するとともに、そこについたブックマーク・コメントも…

「ブログは低品質でも毎日更新しよう!」という初心者を惑わす発言について考えてみました - 結論: 成功したければ自分なりのスタンスを確立せよ!

「月商600万円のメディア運営者」であるタクスズキさんが、 ヒカキン氏「消えるクリエイターは週1頻度で、時間をかけて凝った動画を配信する。消えずに活躍する人は質が低くても、毎日続ける」--これはブログも同じ。「内容薄くなる」は気にせず、毎日続けた…

著作権法を「絶対守らなくては」と思っているあなたへ - 法の恣意性についてちょろっと考えてみました

先日某所にて、著作権法で保護されているデータを私的なコピーとして「限定的」に公開したところ、id:typex2さんから、「それってまずいんじゃない」という意味のコメントをいただきました。そこで今回は著作権の問題を題材に、さまざまな法規制と賢くつき合…

アマゾンでおなじみの古本屋バリューブックスの話題から、本の未来と書店の行方を妄想してみました。

※事情により、この記事に対するブックマーク・コメントは非表示にしております。ジモコロのナカノヒトミさんの記事 ・せどりから古本屋で年商16億円!? amazonでよく見る「バリューブックス」の正体 - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」 を読んで、「お…

「人語を解する猫」と「ニセ科学商法」と「批判という名のストレス発散」について

はてな匿名ダイアリーに投稿されたほんのイタズラ程度の短い書き込み ・ニセ科学には怒り狂うけど「ネコは人語を解する」には寛容なはてなー に330以上のブックマークがついているもので、今日も今日とて「ニセ科学」ネタで「ネット上での意見表明」というも…

女ことばは性差別の象徴なのか - 翻訳に見る役割語のお話

「だわ」「なのよ」「かしら」といった、文章表現として今も多用される女性特有の語尾について、「そんな言い方しないよ」と感じる女性の方って、きっと多いはずですよね?関東学院大学で言語学を研究している中村桃子さんのインタビュー ・なぜ翻訳でステレ…

はてな村殺人事件・再考

中川淳一郎氏によるH氏への追悼記事に寄せて [2018.12.17 追記] H氏について、実のところぼくはほとんど何も知らないまま、この記事を含めて三本の記事書きました。それは彼がネット上で「危険な」挑発をした結果、命を落とされたことに関して、彼の死を無…

はてな殺人の深層 - きみの一言が容疑者を焚きつけていたとすれば

前の記事 ・なぜブロガーH氏は殺されなければならなかったのか - 批判と侮辱の心理学 - *魂の次元* で、ブロガーのH氏がネット上での発言から「逆恨み」され、凶刃に倒れることになった事件について考え、安易に「批判・非難・からかい」の言葉を発信する…

なぜブロガーH氏は殺されなければならなかったのか - 批判と侮辱の心理学

2018年6月24日、福岡市で開催されたネット関係のセミナーで、講師のHさん(41歳)が殺害されるという事件が起こりました。警察の調べなどから、容疑者のTさん(42歳)はHさんと面識はなかったにも関わらず、ネット上での言葉のやりとりによるトラブルから、犯…

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