*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

フェルデンクライス

10. 左側の動き

いよいよ、フェルデンクライス入門編の最終回である。 今までの項では体の右側だけを動かしてきたわけだが、この項では同じ動きを体の 左側で繰り返し、さらに両側を合わせた動きを練習する。したがって文章の量は 今までより少ないが、体を動かすのに要する…

09. どうすれば楽に動けるか

前々項ではあお向けになって右腕と右脚を同時に持ち上げる動きを試み、前項ではその 動作によって取り除かれるはずの普段の余分な筋肉の緊張と背骨の縮みについて解説 した。 この項では、まずうつ伏せになって右腕と右脚を持ち上げてみる。では引用を。 ([]…

08. 不必要な努力はからだを短縮させる

前項では、あお向けになって、右腕と右脚を動かし、腰椎の動きと背骨の伸びる感じに 注意してみた。この項では背骨の縮みと筋肉の余分な緊張の関係について解説する。 不必要な努力はからだを短縮させる ほとんどあらゆる場合に、筋肉に残る余分の緊張は、背…

07. 腕と脚を同時に動かす

前々項では仰向けになっての、前項ではうつ伏せになっての、右腕の動きを試みたが、 この項では再びあお向けになって、今度は右腕と右脚を同時に動かしてみる。 では、引用を。([]内は、那賀乃の注釈) ○腕と脚を同時に動かす ふたたび両腕を頭上に伸ばし、両…

06.ゆっくりしたなだらかな動き

前項までで、あお向けに横たわり体の様子を確かめたあと、右腕を持ち上げる 動きを繰り返してみた。 この項ではうつ伏せになって右腕を持ち上げる動きをしてみることにする。 うつ伏せになるとき、頭の向きをどうしたらよいか迷うかもしれない。この段階では…

05.一回ごとに新しく動きをはじめる

さて、前々項、前項で、あお向けに横たわり自分の体の様子を確認してみたわけ だが、この項では実際に体を動かしてみる。では、引用を。 ([]内は、那賀乃の注釈) ○一回ごとに新しく動きをはじめる もう一度横たわり、先ほどと同じように両腕両脚を伸ばす。た…

04.筋肉のかくれた働きを発見する

前の項では、あお向けに横たわって体の様子を丁寧に確かめて みたわけだが、どういうことに気づいただろうか。 フェルデンクライスは、次の引用で、筋肉の基本的トーヌス(無意識に 働いている筋肉の緊張・張力)という点からこのことについて説明している。 …

03.全身の状態を吟味する - フェルデンクライス

この項ではまだ動きには入らないが、まず自分の体の様子を確かめて みることにしよう。 なお、これからの練習は、楽な服装で、畳かじゅうたんの上など、ある程度 柔らかさがあり、手足が楽に伸ばせる広さがあるところで行なう。 では、引用を。([ ]内は、那…

02.トーヌスについて

この項では、フェルデンクライスの考え方をもう少し説明してみる。 まずは「フェルデンクライス身体訓練法」から引用(123ページ)。 このレッスンでは、随意筋のコントロール機構の基本的な諸特質の いくつかが見分けられるようになるだろう。筋肉の基本的ト…

01.はじめに

フェルデンクライス・メソッドという体の調整法があって、これは モーシェ・フェルデンクライスというイスラエルの人が始めたものでして、 単純な体の動きを繰り返すことと、それに対して十分意識を向けることにより、 日々の体の使い方を無理のない効率的な…

---------------

スポンサーのリンクです