*魂の次元*

論理と直感の間で綱渡りをする魔術師になりたい。

著作権法を「絶対守らなくては」と思っているあなたへ - 法の恣意性についてちょろっと考えてみました

先日某所にて、著作権法で保護されているデータを私的なコピーとして「限定的」に公開したところ、id:typex2さんから、「それってまずいんじゃない」という意味のコメントをいただきました。

そこで今回は著作権の問題を題材に、さまざまな法規制と賢くつき合う方法を考えてみることにします。

  • 著作権法でも私的コピーは認められているという立場
  • 「善意から出た一言」がかえって著作権の侵害を引き起こすという奇妙なよじれ
  • cdのデータをコピーして友だちにあげたことはありませんか?
  • 法の恣意性と「法に魂を入れる」ことの意義
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アマゾンでおなじみの古本屋バリューブックスの話題から、本の未来と書店の行方を妄想してみました。


※事情により、この記事に対するブックマーク・コメントは非表示にしております。

ジモコロのナカノヒトミさんの記事
せどりから古本屋で年商16億円!? amazonでよく見る「バリューブックス」の正体 - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
を読んで、

「おー、バリューブックス、たまたまこの間はじめてアマゾンでここから本を買ったけど、そんなにすごかったのか!!」

と軽く驚かせていただきました。

一日に二万冊の本が送られてきて、一万冊の本を販売、年商は16億円とか。

今日はそんなバリューブックスの話から、書籍や書店の未来について妄想してみたいと思います。

  • 本を買い取って売るだけじゃない。バリューブックスの付加価値的活動とは?
  • 本の未来と書店の行方はどうなるんでしょうね。
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「人語を解する猫」と「ニセ科学商法」と「批判という名のストレス発散」について

はてな匿名ダイアリーに投稿されたほんのイタズラ程度の短い書き込み
ニセ科学には怒り狂うけど「ネコは人語を解する」には寛容なはてなー
に330以上のブックマークがついているもので、今日も今日とて「ニセ科学」ネタで「ネット上での意見表明」というものについて考えてみようと思います。

  • 「猫は人語を解するのか」についての心理学的コーサツ
  • 「ニセ科学批判」という名の「ニセ科学商法批判」と社会正義の恣意性について
  • 「批判という名のストレス発散」にはもちろん存在意義がある
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本の紹介: これ一冊で西洋の魔術師の全てが分かります - 森下一仁「魔術師大全」

みなさんは「魔術」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

魔法使いのお婆さんが鍋でぐつぐつ秘薬を煎じているところ、なんてのは、ちょっとレトロすぎますかね。

何しろアニメの魔法少女がダークファンタジーの世界で活躍する時代ですもんね。

あれ、でも、魔術と魔法って、同じものなんでしょうか?

この記事では、その辺りの言葉の使い方を入り口にして、SF作家、森下一仁氏の「魔術師大全」という本を肴に、魔術を巡る駄法螺を吹くことにしましょう。

  • 魔術と魔法と呪術とまじないの関係をコーサツする
  • 森下一仁著「魔術師大全」を読めば、西洋における魔術師の歴史が一目瞭然!
  • 魔術とは果たして何なのか、それは本当に存在するのか
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女ことばは性差別の象徴なのか - 翻訳に見る役割語のお話

「だわ」「なのよ」「かしら」といった、文章表現として今も多用される女性特有の語尾について、「そんな言い方しないよ」と感じる女性の方って、きっと多いはずですよね?

関東学院大学で言語学を研究している中村桃子さんのインタビュー
なぜ翻訳でステレオタイプな「女ことば」が多用される? 言語学者・中村桃子さんインタビュー - wezzy|ウェジー
が、女ことばを巡り、言葉と政治の関わりについて興味深い内容だったので、「無意識に行なわれるステロタイプのおしつけ」という視点から、差別の問題や言語による思想統制の問題を考えてみます。

  • 女ことばは女性が実際に話している言葉づかいじゃない
  • 書き言葉としての役割語
  • ステロタイプに落ち入りやすい翻訳語
  • ジェンダーを表現する武器としての女ことば
  • 「言語による思想統制」という政治的物語
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「ブロガー作家」はあちゅうさん、事実婚おめでとう♬

ネット上で「超」有名な作家はあちゅうさん(32)が、AV俳優のしみけんさん(38)との事実婚の報告をしたことは、みなさんもご存知かもしれません。
(えっ、それがどうしたって?)

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本の紹介・吉本ばなな「体は全部知っている」- 少女マンガ的ファンタジーとしての文学

今までぼくは、吉本ばななの小説のどこが面白いのか、よく分かっていませんでした。

けれども今回、彼女の「体は全部知っている」という短篇集を読んで、ようやくその「魅力」が分かったので、この記事ではそのことをちょっと書いてみます。

  • 「ミイラ」になれなかった少女のちょっとだけエログロな空想のお話
  • アロエと友だちになったり、胸のおできとの別れを惜しんだり、子どもやじじいに恋されたり
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