*魂の次元* (by としべえ)

肩から力を抜いて、自由に楽しく生きる。

「凶暴な共謀罪法」から、「競争と協調」の話に論を進めてみましょうか

前回の記事、
最近のニッポンに何かとうんざりしている皆さんへ - いかにして「うんざり」を昇華させるか - *魂の次元*
に対してid:ad2217 さんより、次のようなコメントをいただきました。

投票はしてるけどね。関係ないように見えるだろうが、進化だって種間の競争よりも種内の競争が重要に思えるわけで。

「うんざり」してても、ちゃんと投票してる ad2217 さんは、すばらしいっ。

そして、「種間の競争より種内の競争」というお題をいただいてしまいました。

このお題はちょっと難しいので、勝手に話をずらさせていただいて、「競争も大事やけど、協調も大切なんとちゃう?」というような話を書いてみようと思います。

  • 繰り返し「囚人のジレンマ」ゲームと「協調」戦略
  • それなのになぜ、人は裏切り合いを続けるのか
  • 「親分・子分」の関係を越えるために
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最近のニッポンに何かとうんざりしている皆さんへ - いかにして「うんざり」を昇華させるか

前回の記事、
共謀罪法という名の「凶暴」な法律について考えてみたよ - *魂の次元*
に対してid:ad2217 さんより、次のようなコメントをいただきました。

国民と独立して政府が存在するわけではないので、政府にうんざりする時には同時に、国民にもうんざりしてしまうんですよ。

確かに、政府の現状にはいい加減「うんざり」させられますし、政府を「支持している」国民の「多数派」のみなさんに対しても「うんざり」したくなる気持ちは分かります。

けれども、その「うんざり」感こそが、現政権を支えてしまっているのではないか。

そして、その「うんざり」を、現状を変えるためのエネルギーに昇華することはできないのか。

今日はそんなことをつらつらと考えてみます。

  • 「政治不信」こそが「うんざり政権」の支持基盤ですので、ぜひ選挙には行きましょう
  • 選挙に行っても変わらない現実を前に、とにかく動いてみよう
  • あらためて、「政府」や「国民」にうんざりしてしまうあなたに
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共謀罪法という名の「凶暴」な法律について考えてみたよ

みなさん、こんにちわ。

2017年6月15日は、いわゆる「共謀罪法」が成立した日として、戦後ニッポンの歴史の一つの転回点になったと思われます。

そこで。

改めまして「共謀罪法」の問題点を簡単に説明するとともに、今後の総天然色全体主義国家ニッポンを生きるヒントを考えてみたいと思います。

  • 共謀罪法のどこが「凶暴」なのか
  • 共謀罪法が通ったからといって、それだけで社会が突然「治安維持法の世界」に変わるわけではない
  • 雨の日も嵐の日も、雪の日も吹雪の日も、日々是好日
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あなたの魂は何次元? 時空の四次元以外にも、いっぱい次元はあるという話

このweblogのタイトルは「*魂の次元*」となっていますが、今までその説明をしたことがなかったので、今日はちょっとその話をしようと思います。

ぼくたちが住んでいるこの世界は、縦・横・高さの三次元に、過去から未来へ流れる時間の次元を合わせて四次元の世界ということになっています。

これは物理的な時空間の話ですね。

ぼくたち人間は、しかし、ただ物理的な存在ではありません。

物理的というよりは、生物的な存在ですし、それ以上に、心理的な存在であると言えます。

そこで、物理的な時空の四次元に加えて、心理的な次元というものを考えることで、別の視点が得られたら面白いんじゃないかなぁ、というところから、「魂の次元」ということを考えてみたのです。

  *  *  *

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「がんばらなくていい」バツイチ・再婚・無職のぼくがわざわざネットにそう書くことの意味

ニッポンのがんばりすぎの皆さん、おはようさんです。

ぼくは五十を過ぎて、奥さんともどもインド辺りをふらふらし、ロクに仕事もしないで、瞑想ごっこをしているような人間です。

世の真面目に働いている方々のうちには、「ダメ人間の典型」みたいに思われる方もいらっしゃることでしょう。

けれどもぼくは、自分にはこの生き方しかないんだし、それでいいんだ、と思っています。

そして、今の日本の「しんどい」状況の中、「がんばれない」で悩んでいるあなたに、

「無理にがんばる必要はない」

ということを伝えたいんです。

「がんばるのをやめて別の道を選ぶ」ことには、勇気がいるかもしれません。

でも、先のことばかり考えていると身動きが取れなくなって、自分が潰れてしまうこともあります。

人生には、長い目で見なければ分からない、不可解な経験がつきものです。

その意味では、自分が潰れる危険をおかすのも、一つの経験なのですが、できれば、そうならないうちに手を打ったほうがいいかもしれない……。

「思い切りよく、その場その場の感覚だけで、人生を生きてきた」ぼくのこれまでの経験が、ひょっとしてあなたの参考になったらいいなと思って、この記事を書いています。

ちょっと、無茶苦茶すぎる人生なんで、あんまり参考にならない気もしますけど(笑)。

そして、「あなたの参考に」とは書きましたが、途中まで書いてみて分かったのは、ぼくは、心の底に淀んでいる澱を、こうやって記事にして、きれいさっぱり捨て去ってしまいたいんだなぁ、ということ。

結局のところ、それがこの記事の意味ですので、ぼくのカルマの成仏を手伝ってくださるみなさん以外は、これ以上読み進める必要はないかもしれません。

  • はじめて会ってからひと月ちょっとで結婚した話
  • 二回目の結婚も知り合ってひと月ちょっとでした話
  • そして数々の修羅場を越えて今に至った二度目の結婚
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コトノハ 2.0 - 呪文としての言葉について、21世紀的にぷち考察

「問題は」とハンプティ・ダンプティが言いました「僕と言葉のうちのどちらが相手の主人になるかということ、それだけさ」

ハンプティ・ダンプティ - Wikipedia

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」おもしろいですよね。

「鏡の国」に出てくる、このハンプティ・ダンプティの、一見奇妙に思えるセリフにヒントを得て、今日は言葉が持つ「呪文」としての性質を、「21世紀的」な視点から考えてみようと思います。

ここで「21世紀的な視点」というのは、「コンピュータが暮らしの中に入り込んだ文脈の中で」という程度の意味です。
*1

  • プログラミング言語も言葉なの?
  • 「呪文の実現」としてのコンピュータ言語
  • ぼくたちが毎日使っている「呪文」のこと
  • コトノハ 2.0 、あるいは言葉を「呪文」として使いこなす方法

*1:おっと言葉に超過勤務をさせちゃったから、超過手当を払わないとな(笑)。

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バブル真っ盛りの頃、実に適当な気分で一部上場精密機器メーカーに入社してしまった話 - ぼくが会社を2年足らずでやめたわけ#-1

みなさん、こんにちわー。

以前の記事、
新卒で「プログラマ」として入社した一部上場精密機器メーカーを、ぼくが2年足らずで辞めた「理由」: #00 販売実習をやめたいと言ったら上司に呼び出された話 - *魂の次元*
では、入社時の新人研修で、販売実習があり、あまりに向かないので「やめたい」と上司に相談したものの、「丸め込まれて」やめられなかった話を書きました。

今日は、少し話をさかのぼって、どうしてぼくがその会社に勤めることになったかを書いてみます。

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